- 125ccの逆輸入バイクを検討しているだけどデメリットはあるんだろうか?
- 国産バイクとは何か違うの?
今回は125ccの逆輸入バイクのデメリットやメリットについて、分かりやすくまとめていきます。
これから125ccの逆輸入バイクの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
\ 査定だけも可能 /
逆輸入車とは(125ccのみではなくバイク全般)
- 1つ目は国産メーカーのバイクを海外で海外向けに生産し、輸入したバイク
- 2つ目は国産メーカーがバイクを国内で海外向けに生産し、海外に輸出した後に、再度輸入したバイク
逆輸入車とはこのようなバイクのことを指します。
これから125ccの逆輸入バイクのデメリットやメリットについてまとめていきます。
125ccの逆輸入車バイクのデメリット・メリット
- 新車は諸経費が高い
- 部品供給に時間が掛かる場合がある
- 取扱説明書や保証書が日本語では無い場合も
- 車体に傷が多いケースも
- 国産バイクには無いラインナップ
- 中古はそこまで高くない
- 新車でも安い車体もある
125ccの逆輸入車バイクのデメリット①新車は諸経費が高い
逆輸入車はヤマハやスズキといった国産メーカーのバイクにはなりますが、立派な輸入車です。ハーレーやドカティと同じような扱いになります。
先ほども軽くまとめたように海外に持っていたバイクを再度輸入したり、海外生産のバイクを日本に輸入したバイクを逆輸入と言います。
輸送コストが掛かっているんですよね。
また、海外から輸入するということで、ユーザーの手に渡るまでの書類の量が国産の比ではありません。
生産からユーザーの手に渡るまでのコストが多く掛かるのが逆輸入車の特徴。どうしても新車購入時の諸経費は高くなりがちです。
- ナンバー登録手数料
- 納車整備代
- 排ガス検査証
一般的な125ccバイクよりも2~3万諸経費が高くなることが多いです。
125ccの逆輸入車の新車購入の際は、諸経費が多めに掛かることを覚えておいた方が良いでしょう。
125ccの逆輸入車バイクのデメリット②部品供給に時間が掛かる場合がある
逆輸入車のバイクを修理に出す際に、部品が必要になるわけなんですが、国内にない場合は海外からの取り寄せになります。
そうなると時間もお金も掛かります。
大半のパーツは国産のバイクと共通なので、すぐに入ってくるんですが、国内に無い場合はちょっと面倒ですね。
部品供給に時間がかかる場合があることは、125ccの逆輸入車を購入する際の注意点として覚えておいた方が良いです。
例えばですが、ボルトやパッキン類など、他の国産車と共通のパーツであればすぐに入ってくることが多いです。
反対に、その車種にしかないパーツ(ガソリンタンク、ECU、海外用の純正オプション等)は海外からの取り寄せになってしまうことが多いですね。
国内にパーツがあれば数日で入るものでも、海外からの取り寄せだと1ヶ月ぐらい掛かるケースもあります。
大体のパーツは国内にあるのですぐに手配出来るのですが、在庫状況や交換頻度の少ないパーツは時間が掛かる可能性があることはバイク購入前に把握しておいた方が良いです。
125ccの逆輸入車バイクのデメリット③取扱説明書や保証書が日本語では無い場合も
元々海外向けのバイクだった訳なので、取扱説明書や品質保証書が日本語ではないケースがあります。
元々の使用地の言語で書かれています。中国語だったり、英語だったりするケースもありますね。
販売店によっては日本語バージョンを用意してくれていますが、無い場合も多いです。
図やイラストを元に読むしかないですね。
とはいえ、メーター周りの複雑な作業以外は分からなくても困らないケースが多いかと思います。
とりあえずエンジンかけて走れれば、バイクとしての最低限の機能は果たせる訳ですしね。
125ccの逆輸入車バイクのデメリット④車体に傷が多いケースも
海外からバイクが入ってくるということで輸送ルートが長いです。
また、車種やメーカーによっては木箱に各部品が詰められていて、日本に入ってきてから組み立てているケースも多いです。
ですので、輸送や組み立ての際に傷がついてしまうことがあるんですよね。
実際に僕がいたバイク屋でも新車なのに傷が多い輸入車が結構ありました。純国産車ならともかく、逆輸入車は多少は仕方がないのかなと思います。
ただ、あまりにもひどい傷であれば、値引きなり車体交換の交渉をしても良いかもしれません。
ここまで125ccクラスの逆輸入車バイクのデメリットについてまとめてきました。
これからは125ccの逆輸入車バイクのメリットについてまとめていきます。
125ccの逆輸入車バイクのメリット①国産バイクには無いラインナップ
これは間違いなく逆輸入車のメリットですね。
逆輸入という時点で国産には無い車種の場合が多いです。
流通量の少ないバイクに乗っていれば、物珍しい目で見られることが多いです。
人とは違うバイクに乗るのは優越感に浸れていいですよ。バイク屋で働いていても「他の人が乗っていないバイクに乗りたい」という需要が結構多かったりします。
人とは違ったバイクに乗りたいという方は逆輸入車は本当におすすめですよ。
125ccの逆輸入車バイクのメリット②中古の諸経費は高くない
125ccの逆車は諸経費が高いというのはデメリットですが、中古となれば話は別です。
一般的な国産の中古バイクと同じです。
新車はちょっと手が出ないなという方は中古を探すのもいいですね。
125ccの逆輸入車バイクのメリット③新車でも安い車体もある
125ccの逆輸入車は高いモデルばかりではありません。
車種によっては国産よりも安いケースなんかもあります。
- YB125SP
- YBR125
- GN125H
上記の車種は比較的安いです。
新車でも20万円台で買える125ccクラスの逆輸入車となります。
125ccの逆輸入車バイクのデメリット・メリットまとめ
- 新車は諸経費が高い
- 部品供給に時間が掛かる場合がある
- 取扱説明書や保証書が日本語では無い場合も
- 車体に傷が多いケースも
- 国産バイクには無いラインナップ
- 中古はそこまで高くない
- 新車でも安い車体もある
純国産のバイクに比べ、手に入りくかったり新車の諸経費が高いケースがありますが、逆輸入車にも魅力はたくさんあります。
人とは違ったバイクに乗りたいよって方にほ本当におすすめ。
せっかく乗るなら個性の強いバイクに乗った方が楽しいですからね。
今回は125ccの逆輸入車のデメリットについて元バイク屋の僕が解説しました。
少しでも参考になれば幸いです。