「バイクを売るなら元々買ったショップ持って行けば高く買ってくれるのではないか。」
こう考える方多いと思います。
少なくとも僕が学生の頃は本気でそう思っていました。
バイクを売る時はどこに売ろう?
そういえば、買った店の店員さんが「バイク売る時は言ってねー。高く買うよー。」って言ってたな。よし、買った店に売りに行こう!
この思考でバイクを売りに行っていました。
そして買い叩かれます。
「バイク売る時は言ってねー。高く買うよー。」
こんなのは、今思えば店員さんの思うつぼだったんですね。
確かに買った店に売りに行けば、高く買って貰える可能性あります。
付き合いがあるのでその分期待しちゃいますよね。
今回は買った店にバイクを売るメリット・デメリットをまとめていきます。
バイクを買った店に売るメリット
バイクの状態を把握しているので、話が早い
オークション出品費用が掛からない
常連だと認められていれば高額査定も考えられる
①バイクの状態を把握しているので、話が早い
自分の所で売っているので現オーナーの車両の状態を把握しやすいです。
- 整備履歴
- カスタム情報
- 乗り方
- 事故歴
前もってこういう情報が分かれば査定も早い。
もちろん、前オーナー、前々オーナーの事まで分かることもあります。
その分査定時間を短く出来たり、査定金額に反映される場合もあります。
②オークション出品費用が掛からない
オークションからの仕入れにならない分、コスト(搬送手数料やオークション業者の利益等)を抑えられるのでその分を買取金額に反映出来ます。
③常連だと認められていれば高額査定も考えられる
買取金額が良ければ、下取りで乗り換えたり、またバイクを買うときに来店してくれたりと次に繋がる可能性が高い。
常連だと認められていたり、気にいられていれば次も見越した値段になる場合もあります。
元々、販売や日々のメンテナンスで顔なじみになっているケースも多いので感情的にいい値段をつけたくなります。
いつもお世話になっているから普通のお客さんだと〇〇円だけどそれにプラス査定するよ。
その中でも特に仲良くなって何台も買ってくれているお客様は大事にしたいので良い値段を付けたくなります。
常連=その店にとっていいお客さんなので、そういう関係になれていれば熱い!
特に店長と仲良くなれていると最高ですね。
バイクを買った店に売るデメリット
- 競合していなければわざわざ高い金額を付けない
- 店員の感情的な要因で高い査定額にならない
- その店にとって欲しくない車種だと査定額が安くなることも
- その店の方針や価値観に合わない車両は安くなりがち
- 信頼関係が出来ている分、査定金額が悪くても断りにくい
- 元々買った店がディーラーだと、中古車仕入れに積極的では無い場合も
- 年式が古いバイクは苦手なショップが多い
①競合していなければわざわざ高い金額を付けない
自分の店にだけに売りに来たと分かれば高い買取金額を提示しないこともあります。
他の店や業者を回って競合していればそこに金額を合わせざる得ないですが、そうでなければお店側からしたら仕入れ金額(お客様側からしたら買取金額)を抑えたい所です。
なんだかんだで競合していた方が高い金額で売れるのかな?
そういうことになるね。
②店員の感情的な要因で高い査定額にならない
単純にそのお客の事が嫌い、もしくはお客が乗ってきたバイクが好きになれない等、感情的な理由で査定額を安くする事も。
もちろんこういった感情論は良くないですが店員も人間なので実際にあります。
③その店にとって欲しくない車種だと査定額が安くなることも
そのお店に既に同車種の車両が既に在庫していたり、お店側の都合で展示車両として必要ない車種だと買取金額が安くなる場合もあります。
タイミング的に同じ車種が揃ってしまうと、お店側からすると、それ以上欲しく無くなってしまいますからね。
バイク屋では今まで入荷しなかったようなバイクが連続で入ってくることがあります。
実際にあった例では、店内の在庫でスポーツスター(ハーレー)が1台も無かったにも関わらず、連続で買取が入って、一気に7台買い取ったこともあります。
バイク屋ではなぜかこういったことが起こります。
バイク屋的には在庫が被るのは嫌がるんだね。
そうだね。出来るだけ色んな車種を置きたい所。スペースにも限りがあるからね。
④その店の方針や価値観に合わない車両は安くなりがち
自分でカスタムやペイントした場合。個性的過ぎてそのお店の特色や価値観に合わなかったりすると低めの査定額になってしまったりします。
派手なカスタムが原因で査定額が安くなることはあり得ます。
⑤信頼関係が出来ている分、査定金額が悪くても断りにくい
店主や店員と仲良くなっている場合、査定額が安くても断ることが出来ずにそのまま手放す流れになってしまったりします。
流されやすく断るのが苦手な方、めんどくさがりな方は特に注意です。
バイク屋の店員もその辺は分かっているので情に訴えますね。
⑥元々買った店がディーラーだと、中古車仕入れに積極的では無い場合も
ディーラーのような新車販売がメインのショップに買取だけで車両を出すと買取額が安くなりやすいです。
理由としてはディーラーは新車を販売しないといけないので中古が展示車両として入ってきてしまうと、バイクを買いに来たお客の一部が新車では無く中古に流れてしまうからです。
⑦年式が古いバイクは苦手なショップが多い
年式が古いバイクだとパーツ供給が無いので買取価格が安くなる傾向にあります。
特に個人経営のような小さいショップだとそういった傾向が強いです。
【結論】バイクを買った店に売るのは微妙
買った店にバイクを売るメリットをまとめていきます。
- バイクの状態を把握しているので、話が早い
- オークション出品費用が掛からない
- 常連だと認められていれば高額査定も考えられる
- 競合していなければわざわざ高い金額を付けない
- 店員の感情的な要因で高い査定額にならない
- その店にとって欲しくない車種だと査定額が安くなることも
- その店の方針や価値観に合わない車両は安くなりがち
- 信頼関係が出来ている分、査定金額が悪くても断りにくい
- 元々買った店がディーラーだと、中古車仕入れに積極的では無い場合も
- 年式が古いバイクは苦手なショップが多い
元バイク屋からの意見だと、常連として認められているならアリかなといった感じ!
逆に常連だと認められていない場合は、わざわざ元々買ったショップに売らなくても良いかなと思います。
そういう場合は、自宅まで無料で出張査定してくれる、買取業者への査定をオススメしています。
買った店でも、買取業者でも同じなのは、競合しないと高い査定金額にならないと言う事!
バイクを売る場合に失敗しやすい事は、競合しないことによる足元を見られることです。
実際、僕がお客様のバイクを査定するに当たって一番気にするポイントがそこでした。
ショップ側からすると他のライバルの存在が大きい訳なので、もし競合しそうだなと思ったら絶対に安い査定額を提示することはありませんでしたね。
競合しているのが分かっていて安い金額を付けていたら100%負けますからね。
元々買ったバイク屋に売ることはメリットもありますがデメリットもあります。
バイクを高く売るには競合させることが非常に重要になってきますね。
競合先の一つとして候補に入れる事は十分アリです。
おすすめの競合先バイク王
- 業界最大手で買取金額も高い
- 豊富な販路が買取金額を後押し
- 無料お試し査定。断るのも無料
バイク王は断るのも無料なので査定金額を聞いてから判断ということもOK。
査定を受けるのも断るのも無料。
まずはバイク王で買取金額を聞いてみて、その後に買った店で査定というのがスムーズかもしれません。
\ 査定だけも可能 /
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