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250ccや400ccのバイクのナンバー返納手続きのやり方【排気量別】

ナンバー返納やり方
  • バイクのナンバー返納をしたいが、やり方が分からない
  • 軽自動車税が課税される前に、自分でナンバーを返納しておきたい

この疑問にお答えします。

ナンバーの返納と言っても普段やる事では無いので、やり方が分からない方も多いと思います。

という訳で、今回はバイクのナンバー返納のやり方についてまとめていきます。

  • 排気量別、ナンバー返納に必要な物
  • ナンバー返納のやり方
  • 自分でナンバー返納するメリット

この記事を最後まで読んで頂ければ、上記の事が分かるようになります。

目次

バイクのナンバー返納(廃車)とは?【原付、250cc、400cc】

ナンバー返納とは

ナンバー返納手続きの事を書類上では、廃車(一時抹消)といいます。

廃車というと一般的に事故でバイクがぐちゃぐちゃになっていて、その車両を処分する事を廃車と呼んだりしますが、書類上は廃車=ナンバー返納です。

廃車(ナンバー返納)をする事で、毎年掛かる軽自動車税を払わなくて良くなります。

今すぐには乗らないけど

バイクを手元に置いておきたい

という方は、ナンバー返納をしてバイクを自宅保管する方法もあります。

だめろー

なるほど。それなら軽自動車税掛からないのか。

そうま

そう。でも、そのままバイクを何年も放置して朽ち果てさせる方が多いので、値段が付く内に早めに売る事をオススメしたい。

バイクのナンバー返納の手続き場所【250ccや400ccの場合はどこ?】

排気量によって手続き場所

排気量によって手続きする場所が異なります。

~125ccの原付市町村の役場。もしくは区役所
126cc~陸運支局

~125ccの原付は、市町村の役場で、126cc以上は陸運支局で手続きします。

ナンバー返納(廃車)に必要な物【排気量別】

こちらでは排気量別のナンバー返納で、必要なものについてまとめていきます。

  • 〜125cc(原付)
  • 126〜250cc(軽二輪)
  • 251cc〜(小型二輪)

順番に解説していきます。

①50cc~125cc(原付)バイクのナンバー返納に必要なもの

原付廃車
  • 標識交付証明書
  • ナンバープレート
  • 印鑑

関連;標識交付証明書とは

管轄は市町村の役場です(都市部は区役所)

車両を持ち込む必要はありません。

手続きが終われば、軽自動車税廃車申告書兼標識返納書(廃車証)を受け取れます。

標識交付証明書を紛失した場合のナンバー返納(廃車)手続き

標識交付証明書を紛失してしまった場合でも、記載している内容が分かればそのまま廃車(書無し廃車)可能です。

  • 住所
  • 氏名
  • ナンバーの番号
  • 車体番号

②126cc~250cc(軽二輪)バイクのナンバー返納に必要なもの

250cc廃車
  • 軽自動車届出済証
  • ナンバープレート
  • 印鑑
  • 手数料400円程
  • 委任状、譲渡証、OCRシート(陸運支局にあります)

関連;バイクの軽自動車届出済証とは

各地域の陸運支局が管轄です。

軽自動車届出済証とナンバープレートと印鑑、現金があれば、それ以外に必要なものは現地で手に入ります。

車両を持ち込む必要はありません。

手続きが終われば軽自動車届出済証返納済証明書が受け取れます。

軽自動車届出済証を紛失した場合のナンバー返納手続き

軽自動車届出済証を紛失した場合でも、下記の事項が判明していればそのままナンバー返納手続き(書無し廃車)が可能です。

  • 住所
  • 氏名
  • ナンバーの番号
  • 車体番号
  • 型式
  • 原動機の型式

また、書無し廃車をする場合は、理由書(陸運支局にある)を別途記入する必要があります。

書無し廃車はナンバープレートの管轄の陸運支局でしか手続きできません。

③400cc等の小型二輪のバイクのナンバー返納に必要なもの

小型二輪廃車
  • 車検証
  • ナンバープレート
  • 印鑑
  • 印紙代(350円)
  • 委任状や譲渡証等のその他書類は陸運支局で手に入ります

関連;車検証とは

陸運支局での管理となります。

車検証とナンバープレートと印鑑があれば手続きが取れます。

軽二輪と同じくナンバープレートが他地域の場合は、ナンバープレートの地域の陸運支局に行かなければ手続きが取れません。

手続きが終われば自動車検査返納証明書を受け取れます。

車検証を紛失した場合のナンバー返納手続き

車検証を紛失した場合でも、下記事項が判明していれば、そのまま廃車(書無し廃車)出来ます。

  • 住所
  • 氏名
  • ナンバーの番号
  • 車体番号
  • 型式
  • 原動機の型式

理由書(陸運支局にある)の提出が必要となるので、書無しの廃車も出来ます。

書無し廃車はナンバープレートの管轄の陸運支局でしか手続きできません。

バイクのナンバーの廃車手続きでよくある質問

廃車よくある質問

ここでは、ナンバーの返納手続きでよくある質問についてまとめていきます。

  • ナンバープレートが無い場合
  • 他地域ナンバーのナンバー返納
  • 車検証もナンバープレートも無い

ナンバープレートが無い場合

ナンバープレートを紛失した、もしくは盗難された場合は、車検証や登録証を持って警察署へ届出をする必要があります。

基本は警察署に出向く必要がありますが、地域によっては電話での受付もしてくれます。

一度電話に問い合わせてみましょう。

警察へ届出をすると受理番号が交付されます。この受理番号はナンバー無し廃車をする際に必要になります。


受理番号を理由書(陸運支局にある)に記入すれば、廃車が出来ます。

(原付は返納申請書内に受理番号を記入する所があります)

受理番号と理由書が必要になる以外は通常の廃車と同じ流れです。

他地域ナンバーのナンバー返納

お住まいの地域と、ナンバーの管轄が違う場合のナンバー返納のやり方をまとめていきます。

例えば、現在岐阜県に住んでいて、名古屋ナンバーのバイクのナンバー返納をする場合の事を指します。

  • 〜125ccの原付の場合
  • 126cc以上のバイクの場合

この2パターンに分けて解説します。

①〜125ccの原付の場合

これは役場によって対応が異なります。

  • 住んでいる地域の役場で手続きが出来る場合
  • ナンバー登録した役場以外で受付してくれない場合

前者だと助かるのですが、後者だとちょいと大変。

まずは近くの役場に聞いてみると良いです。

近くの役場で手続き出来ない場合は、ナンバー登録した役場に出向くか、郵送でやり取りする流れになります。

遠方で出向くのが難しい場合は電話で問い合わせしてみましょう。

②126cc以上のバイクの場合【250cc、400cc等】

3パターン手続きの仕方があります。

  • ナンバー登録した管轄の陸運支局まで出向く
  • 転入抹消する(住所変更とナンバー返納を同時にやる)
  • 行政書士に代行を依頼する

①ナンバー登録した管轄の陸運支局まで出向く

ナンバー登録した管轄まで出向いてナンバー返納する方法です。

手続きとしては楽ですが、遠方の場合は行くまでが大変です。

忘れ物したら最悪です。

②転入抹消する(住所変更とナンバー返納を同時にやる)

ナンバー登録した管轄が遠方の場合は、転入抹消というやり方があります。

このやり方なら遠方の陸運支局まで出向く必要がありません。

現在の住民票がある住所の管轄の陸運支局で手続き可能です。

その代わり、ナンバー返納に必要なものに加え、住民票が必要にはなります。

関連;住民票とは?


転入抹消は、聞き慣れない言葉だと思います。

簡単に説明すると、転入(住所変更)しながら、抹消(ナンバー返納)する流れ。

ナンバー返納に必要なもの+住民票で転入抹消に必要なものは揃います。

陸運支局での手続き(書類の書き方)が少し煩雑になるので、窓口でやり方を確認すると良いです。

③行政書士に代行を依頼する

お金を払って行政書士に手続きを代行してもらうやり方です。

代行業者のHPはたくさんありますが、全国の行政書士の情報がまとまっていて良いなと思ったのがわかくさ代行サービス

調べた感じだと、抹消登録(廃車)の代行手数料が10,000円程。

  • 手続きが面倒
  • 多少お金掛かってもいいから任せたい

こういった方におすすめです。

ちなみに全国対応を謳ってはいますが、地域によっては代行してくれる行政書士がいない場合もあります。

そうま

先ほどのリンクから該当の地域の行政書士を見ると良いです。

車検証もナンバープレートも無い

車検証もナンバープレートもない場合の廃車でも可能です。

  • 書類無し廃車
  • ナンバー無しの廃車

この2つを同時にやる形になります。

最低限で以下の項目が判明している必要があります。

  • 登録者の住所
  • 登録者の氏名
  • ナンバーの番号
  • 車体番号
  • 型式
  • 原動機の型式

ナンバーも書類も無いとなると、ナンバー登録した管轄の陸運支局まで出向く必要があります。

そうま

転入抹消は出来ません。

また、ナンバーがないので警察署に出向くなり、電話するなりして受理番号を得る必要があります。

バイクの廃車証は無くさないように

廃車証紛失

ナンバー返納した後に受け取る廃車証は絶対に無くさないようにしましょう。

なぜなら、廃車証の再交付が難しいからです。

原付(~125cc )の廃車証は、記載内容が分かっていれば再交付出来るのでまだ良いですが…。

  • 126〜250ccの計二輪の軽自動車届出済証返納済確認書
  • 251cc以上の自動車検査返納証明書

126cc以上の廃車証の再交付が非常に難しいです。

基本出来ないと思って下さい。

ナンバーを返納してしまうと、どうしても書類に対する意識が薄くなるのか、無くしてしまう方が一定数います。


廃車証が無いとナンバーの再登録が出来なくなります。

言い換えると、その車両はパーツ取り車両にするしかなくなってしまいます。

こうなると、バイクを売るというか処分みたいな感じになってしまいます。

250cc,400ccのバイクのナンバー返納(廃車)手続きのまとめ

買取業者に売る場合は必要ありませんが、バイクを自宅で保管しておきたい場合や、個人売買する場合は自分で廃車(ナンバー返納)する必要があります。

排気量帯によって手続きする場所が異なってきます。

~125ccの原付市町村の役場。もしくは区役所
126cc~のバイク陸運支局

廃車証は、原付を除いて再発行が非常に難しいです。

ナンバー返納した際は廃車証を無くさないようにしましょう。

紛失すると、車両のナンバーの再登録も売却も出来なくなります。

以上が、各排気量のナンバー返納についてのまとめです。

書類を紛失してしまい、再発行したい場合は以下を参照下さい。

〜125ccの原付書類の再発行
126〜250ccの書類の再発行
251cc〜の車検証の再発行

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