- バイクの保険料はどれぐらいなの?
- みんないくらぐらい払っているの?
バイクに乗る際は任意保険料が気になる人も多いでしょう。保険料は維持費に直結するので少しでも抑えたいと考える人も多いはず。
今回はバイクの任意保険がいくらぐらいなのかについてまとめていきます。
バイクの保険料を知りたい方、節約の方法を知りたい方は是非参考にしてみてください。
記事の後半には保険料を抑える裏技も紹介しているので参考になることも多いと思います。
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バイク保険はいくらぐらいなのかは内容や年齢による
バイクの任意保険料は保険内容は年齢によって大きく違います。
場合によっては倍ぐらい変わってくるので保険に加入する際は細心の注意が必要です。
任意保険は途中でプランを変えたり解約することは出来ますが、時期を遡って返金をしたり補償を受けたりは出来ません。
ですので加入する際は保険の補償内容や保険料などをしっかりと確認しておきましょう。
参考までにレッドバロンの任意保険の金額をもとに1年分の保険料をまとめていきます。
年齢条件 | 年間保険料 |
---|---|
年齢制限無し | 102,480~216,360円 |
21歳以上 | 51,960~122,280円 |
26歳以上 | 38,280~94,200円 |
同じ年齢条件でも保険の内容によって倍以上値段が変わってきます。
金額や保険の内容についてはこの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみて下さい。
バイク保険料が大きく変わる5つの条件
バイクの保険料に大きく影響するのが以下の5点。
- 保険内容
- 年齢
- 等級
- 排気量
- 保険会社の選択
保険内容
保険の内容によって任意保険料は大きく変わります。
例えば人身傷害保険(自分が怪我した時の補償)をつけるかどうかで倍近く保険料が変わります。
保険料を節約したい人は人身傷害保険を外すなり、少し補償内容が薄い搭乗者傷害保険を付けることををおすすめしますが、安い保険プランにするほどいざという時の補償内容が下がっていきます。
事故を起こしてから補償内容に後悔しても仕方がないので、不安な方はなるべく良いプランに加入しておきましょう。
補償内容を充実させるほど保険料は高くなりますが、もしもの時は安心です。
年齢
年齢によって保険料は大きく変わります。
- 年齢制限なし
- 21歳以上
- 26歳以上
同じ保険プランでも3倍ぐらい違うことも。
126cc以上 | Bプラン |
---|---|
対人 | 無制限 |
対物 | 無制限 |
人身傷害 | 3,000万 |
年齢制限無し | 16,250 |
21歳以上 | 9,130 |
26歳以上 | 7,000 |
上記の表はレッドバロンの任意保険の料金表の一部です。
- 対人無制限 16,250円
- 対物無制限 9,130円
- 人身傷害3,000万 7,000円
同じプランで年齢制限なしと26歳以上で実に2.3倍の開きがあります。
若いほど事故率が高いので保険料も割高になり、年齢が上がるごとに安くなっていくんですよね。
特に年齢制限なしから21歳以上への年齢条件の変更は保険料が一気に安くなります。
等級
任意保険には等級が設けられています。最初は6等級から始まり事故がなければ年々1等級ずつ上昇(最大20等級)
等級が上がることで年々保険料が下がっていくので、保険料を安くしたい方は等級を上げることが大事です。
逆に事故で保険を使うと3等級下がり保険料が大幅に高くなります。
とにかく保険料を安くしたい方は事故を起こさないことが大事になってきますね。
排気量
バイクの任意保険は125cc以下か126cc以上で大きく変わります。
言い方を変えれば126cc以上であれば何ccでも保険料は同じになります。250ccでも1000ccでも一緒です。
保険料を安くしたい方は125cc以下が良いでしょう。保険料そのものが安いです。
また125ccはファミリーバイク特約を使えます。自動車の保険をかけている方はファミリーバイク特約で任意保険料を抑えることが出来ます。
ファミリーバイク特約は自分ではなくても同居の親族の保険でも可能。例えば同居の父の自動車保険にファミリーバイク特約を付けて保険をかけることも出来ます。
保険会社の選択
世の中に保険会社はたくさんあるんですが、ざっくり分けると国内の保険会社と海外(外資)の保険会社になります。
保険会社 | 保険料 | 補償や対応の良さ |
---|---|---|
国内の保険会社 | 高い | 良い |
海外の保険会社 | 安い | イマイチなところもある |
国内と海外の違いはざっくりとこんな感じ。
必ずこの通りになるわけではないですが、保険料は圧倒的に外資の任意保険の方が安いです。保険会社によっては半額近いような金額もあります。
その代わり外資の任意保険はサポートが弱かったりします。
ネットで完結してしまうので代理店の店舗がなかったり、解約の電話がなかなか繋がらないといった弊害もあります。
申し込みの電話はすぐに繋がるんですけど、解約の電話はなかなか繋がらないんですよね。おそらく契約を取る方に人員を割いていて、解約の方は人員が少ないのでしょう。
僕も外資の任意保険に加入したことがあったのですが、これまで利用していた保険会社とは勝手が違ってびっくりしましたね。
特に解約時の返金が少なかったのは驚きでしたね。国内の保険会社の時は加入していない期間の保険料はしっかり戻ってきたのですが、某外資の保険会社の時は返戻金が少なかったです。
元々の保険料が安かっことによる弊害はあるんだなと感じましたね。
バイクの保険料がいくらなのか?レッドバロンを例にご紹介
126cc以上 | Aプラン | Bプラン | Cプラン | Dプラン |
---|---|---|---|---|
対人 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
対物 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
人身傷害 | 5,000万 | 3,000万 | – | – |
搭乗者傷害 | – | – | 500万 | – |
年齢制限無し | 18,030 | 16,250 | 11,150 | 8,540 |
21歳以上 | 10,190 | 9,130 | 6,000 | 4,330 |
26歳以上 | 7,850 | 7,000 | 4,520 | 3,190 |
30歳以上 | 7,600 | 6,760 | 4,280 | 2,960 |
40歳以上 | 7,540 | 6,690 | 4,230 | 2,910 |
50歳以上 | 7,430 | 6,600 | 4,200 | 2,060 |
60歳以上 | 7,750 | 6,900 | 4,460 | 3,130 |
70歳以上 | 8,150 | 7,280 | 4,790 | 3,420 |
レッドバロンの任意保険料一覧です。金額は月額。年齢条件別に保険料が決まっており、26歳以上は年代別に自動的に保険料が切り替わっていきます。
基本的には年齢を重ねるごとに安くなっていきますが、60歳より上は保険料が上がっていきます。高齢者の事故は社会問題になりますからね。
反対に若い方の保険料はめちゃくちゃ高いですね。事故率が高いのが原因ですね。バイク屋で働いてていも事故を起こす方の大半は若い方です。
126cc以上 | Aプラン | Bプラン | Cプラン | Dプラン |
---|---|---|---|---|
対人 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
対物 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
人身傷害 | 5,000万 | 3,000万 | – | – |
搭乗者傷害 | – | – | 500万 | – |
26歳以上 | 7,850 | 7,000 | 4,520 | 3,190 |
26歳以上の年齢条件の任意保険料はこの通り。自分の体の保険をどうするかで保険料は大きく変わってきます。
対人・対物賠償保険
対人・対物無制限は大体どこの保険会社でも同じですね。この2つは相手への補償ということもあり、ほぼ必須の内容となっています。
少しでも保険料を抑えたい方は無制限をやめるという方法があります(無制限→1500万など)が、保険料はほとんど変わらないです。この2つは事故内容によっては青天井の賠償額になるので無制限を外さない方が良いですね。
人身障害保険
人身傷害保険をつけるかどうかで倍以上金額が変わります。
人身障害保険は自分の体に掛ける保険。事故で怪我をしても補償してくれる保険ということもあり、保険料は高めになっています。
怪我や入院の際は治療費がほぼ満額出るので、安心のバイクライフを送りたい方には必須の保険と言えます。
それでも人身傷害保険は高すぎる、でも自分の体への補償は最低限かけておきたいという方には搭乗者傷害保険がおすすめ。
搭乗者傷害保険
自分に体の補償はかかるけど範囲が限定的になったり、治療費が後払いになってしまうのが搭乗者障害保険。
その分保険料は人身傷害保険よりも安くなります。
自分の体への補償をかけたいけど、保険料は抑えたい方におすすめ。
バイクの保険料を安くする方法
バイクの任意保険を安くする方法4点あります。
- 保険プランを下げる
- 特約を外す
- 安い保険会社に切り替える
- 冬場だけ一時的に保険プランを下げる
保険プランを下げる
保険のプランを下げるのは手っ取り早く保険料を下げる方法です。
人身傷害保険を搭乗者傷害保険に格下げしたり、人身傷害保険そのものを外したりですね。
補償内容を薄くすればするほど保険料は安くなります。その代わりもしもの時に下りる保険料は減ります。
特約を外す
弁護士費用特約や事故故障付随費用補償特約など、任意保険には細かい特約がたくさん付随していることがあります。
これらの特約は自由に外せるものもあるので、少しでも保険料を安くしたい方は外してしまいましょう。
特に弁護士費用特約は他のバイクや自動車で加入していれば、該当のバイクで加入していなくても使用出来る特約です(二重にかけた場合は使用できる弁護士費用の合算が可能)
ただこれらの特約は外したところで月々数十円とか数百円しか変わらないことがほとんど。しかもあると安心な特約も多いので無理して外すメリットは少ないと思います。
安い保険会社に切り替える
先ほども少し触れましたが、保険会社を変えることで保険料が安くなるケースがあります。
特に外資系への保険切り替えはかなり安くなります。会社によっては半分近い金額になることも。
ただサポート体制が不十分な保険会社もありますので、安ければなんでも良いという訳ではないです。外資系の保険はなんか不安という方は国内の保険会社をおすすめします。
冬場だけ一時的に保険プランを下げる
これは半分裏技になります。寒くなって乗らなくなった時期だけ保険プランを下げるような感じですね。
特に積雪地域であればバイクに乗れないので、保険プランを切り替えれば保険料の節約を出来ます。
春夏秋 | 冬 |
---|---|
対人無制限 対物無制限 人身障害3000万 保険料例;月々8,000円 | 対人無し 対物10万 人身障害無し 保険料例;月々100円 |
例えばですが、上記のようにバイクに乗る春夏秋は普通に保険を掛けて、冬場だけ保険プランを見直して安くするということも可能です。
冬場の乗らない期間、極限まで補償を削っても問題ない訳なので、保険料を節約することが出来ます。
積雪地域であれば冬場は全く乗れない訳ですし、地域によっては半年ぐらい乗れないこともあるでしょう。
保険プランを見直して補償を削っている期間は保険料を抑えれるので、保険料を抑えたい方にはおすすめのやり方。
- 補償内容を下げる・上げるの切り替えは毎度申請する必要がある
- 補償内容の切り替えを忘れたまま事故をしたら補償をほぼ受けられない
- 冬場だけ保険プランを変えることが出来ない代理店もある
- 保険を解約する訳ではないので等級は上がっていく
- 保険料の節約が出来る
冬場だけ保険プランを下げるやり方は切り替えを忘れると大変なことになります。
保険プランを下げたまま乗って事故してしまうと補償をほぼ受けられません。対物賠償10万円だけだと補償が無いに等しいですよね。
保険プランの切り替えは代理店によっては出来ないところも多いです。特に積雪地域では無い代理店だと断られることが多いですね。
そしてこの裏技の良いところは保険料の節約をしつつも、保険を解約する訳ではないので等級が上がるところ。
保険プランを下げていても等級はきちんと育っていきます。冬場に気づいたら等級が上がって保険料が安くなる人も出てくるでしょう。
全ての方におすすめ出来る裏技ではないですが、こういう保険料節約の裏技もあります。
もちろん冬場もバイクに乗る方は保険プランの見直しはしない方が良い点を最後に付け加えておきます。
まとめ
バイクの保険料についてまとめてきました。
保険の内容や年齢条件によって大きく違うので、保険料は一概には言えません。
保険料を下げる方法もいくつかご紹介したので、少しでも保険料を下げたい方はぜひ参考にしてみてください。
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