ヤマハMT-10は、その独特のデザインや高性能なエンジンが話題となる一方で、一部からは「不人気」との声も聞かれます。
本当にMT-10は不人気なのでしょうか。
本記事では、MT-10が不人気とされる理由や、その一方で持つ魅力について詳しく解説していきます。
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ヤマハのMT-10が不人気と言われる理由
独創的なスタイル
LEDのヘッドライトを搭載した独創的なフロントマスクが特徴のMT-10。この見た目は好き嫌いが分かれてしまうでしょう。
- スペックが高いのは分かるけど見た目がNG
- Z1000の方がかっこいい
バイク屋でもこういう意見は聞きました。
MT-10はストリートファイターらしさが強調された攻撃的なスタイルが特徴です。
かっこいいという意見とダサいという意見の両方が存在するのは事実。
MT-10は不人気と言われる理由の1つにこのルックスが影響しているのは間違いありません。
価格が高い
MT-10の新車価格は1,925,000円、SPモデルともなれば2,189,000円となります。
大型バイクとはいえ、同クラスの他のバイクに比べてやや高価です。
高性能なエンジンやサスペンション、ブレーキシステムなど、性能面で優れた部品が採用されていることが原因です。
MT-10はフラッグシップモデルのYZF-R1のネイキッド版なので、コストが掛かっていて当然と言えば当然。
値段が高い分それだけ性能が高い裏返しでもあります。
燃費
トルクも欲しい~
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スピードも欲しい~
乗りやすさも欲しい~
やっぱり「リッター」がいいよ~~
そんな貴方、ミスタートルク&アジャイルこと、ヤマハのハイパーネイキッドMT-10に乗りましょう
後悔させません 燃費以外
MT-10の燃費(実測値に近いWMTCモード値)は15.6km/L。燃費が良いバイクではないですね。
大型バイクでもリッター20km/Lぐらい出るバイクもあるので、MT-10の燃費は良いとは言えません。
とはいえMT-10はスポーツバイクなので燃費を重視する人は少ないかと思います。
ハイスペックな分燃費が悪いのは仕方がないですよね。
MT-10のここが良い!メリットが多いバイク
YZF-R1系の並列4気筒エンジン
MT-10は、ヤマハのスーパースポーツモデルであるYZF-R1から派生したクロスプレーンクランクシャフトを採用したエンジンを搭載しており、高いパワーとトルクが特徴です。
このエンジンは、低回転域から力強いトルクを発揮し、爽快な加速感を楽しむことができます。
YZF-R1をデチューンした166馬力になっていますが、ワインディングを思いっきり楽しむには十分な馬力。遅いと感じることはまずないでしょう。
前後のサスペンションは一級品
フロントはKYB製の倒立サスペンションを採用、SPモデルに至ってはオーリンズ製を標準装備。
充実した足回りがハイスペックなエンジンの走りをサポート。
路面追随性はとても高くワインディングでは最高の走りを実践してくれます。
豊富な電子制御機能がライダーの走りをサポート
6軸センサーのIMU(Inertial Measurement Unit)を標準装備。
ピッチング、ローリング、ヨーイングの6方向の角速度、加速度を電子制御で素早く検知。より速くより安全に走れるようにライダーをアシストしてくれます。
この電子制御はヤマハ特有のものでヤマハの最新技術をふんだんに取り入れたもの。技術にお金が掛かっている以上本体価格が高くなっていますが、それだけの価値があるのがMT-10というバイク。
クイックシフター、アシストスリッパークラッチ、クルーズコントロールなどの電子デバイスも多数搭載。しかも左のスイッチボックスで電子デバイスの効き具合を好みに合わせてセッティングすることも可能です。
これだけハイスペックな機能を搭載しているのはMT-10ならではですね。
まとめ
ヤマハのMT-10は不人気な面もありますが、ハイスペックなストリートファイターであることは間違いありません。
スペックは申し分ないので、本気で走りを楽しみたい方にはおすすめできるバイクです。
値段は安くないですが、それだけ性能が高いバイクなのは間違い無いですね。