ヤマハのYZF-R7は2022年に登場したフルカウルスポーツバイク。YZF-R7と言えば1999年にOW-02というコードネームが与えられたホモロゲーションモデル。
ガチのレーサーレプリカモデルなんですが、近年になって同じネーミングのバイクがヤマハから復活。
現在の技術でホモロゲーションモデルを作るのか?と思いきや、中身は全く別物のバイク。
これだけ聞くとガッカリな人もいるかもしれません。中には”遅い”と言う人もいるぐらい。
でもこのYZF-R7ならではの良さもたくさんあるのは事実です。
今回はYZF-R7が遅いと言われている理由と、YZF-R7ならではの魅力を元バイク屋の僕がお伝えしていきます。
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YZF-R7は遅いのか?評判・口コミまとめてみた
軽快そうだけど遅い…
yzf-r7の動画見てると軽快でめっちゃ楽しそうやけど、遅いのがなぁ。。
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軽快だけど遅い。という指摘は合っているのかなと。
低回転から中回転域までの加速。2気筒エンジンの軽快さは長所なんですが、高回転域のスピードの伸びは弱いんですよね。
トップスピードを求める方には向かないです。
もっとパワーがあればなと思うけど…
【YZF-R7、今日の感想】
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パワー不足は感じるけれど「遅い!」ではなくてもう少しパワーがあればもっと前出れるなーって感じ。
深いバンク角でも安定して曲がれる。
小難しい操作しなくても自由に倒せる感じが楽しい。
割と自由なフォームが取れる。
楽しかった。
遅いというレベルではないけど、もうちょっとパワーがあれば前に出れるのになという口コミ。
パワーはないかもしれないけど、軽快さを感じているみたいですね。
バンク角が深く車体も軽いので寝かし込みが楽とのこと。
2気筒エンジンなので乗りやすいスポーツバイクと言えますね。
いいバイクだけど遅いのが気になる
YZF-R7をどう評価していいかわからんよな。高級250ccって感じ。ヤマハらしいっちゃヤマハらしいけど…。いいバイクそうだけど遅いってのは気になるな。MTやXSRじゃ駄目でR7じゃなきゃいけない理由はなんだろ?とは思う。700のトレーサーのほうが望まれそう。
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高級250ccみたいなバイク。YZF-R25の延長のような感じがするみたいですね。
確かに2気筒のフルカウルバイクと考えるならそうなってしまうのかもしれません。
扱いやすいというのはメリットなんですが、本気で走る方には物足りないかもしれませんね。
MT-07のフルカウルバージョンと考えると「MT-07でも良くね?」という人が出てきてもおかしくないです。
YZF-R7が遅い理由
並列2気筒エンジンだから。この一言で説明がついてしまいます。
YZF-R7は688ccのMT-07系の並列2気筒を搭載しています。
YZF-R6やYZF-R1は並列4気筒。高回転域のスピード伸びは4気筒の方が圧倒的に良いですよね。
2気筒のフラットのスピードの伸びと、4気筒の高回転まで気持ちよく回るエンジンは全然違います。
- YZF-R6 118馬力
- YZF-R1 200馬力
- YZF-R7 73馬力
馬力を比較しても全然違いますね。排気量が小さいYZF-R6の方が40馬力以上高いぐらいです。
2気筒と4気筒ではエンジン特性が全然違うので、仕方がないのかなという感じはしますね。
YZF-R7 2気筒エンジンの魅力
2気筒エンジンは遅い!というとデメリットに感じる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
気筒数の違いはお互いメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
エンジンが軽い トルクがある 車幅をコンパクトに出来る 本体金額が安くなる | パワーは出にくい 高回転域は弱い |
2気筒エンジンはデメリットばかりではなく、メリットも多いです。
軽さや扱いやすさを求める方にはおすすめ出来ますね。
まとめ
YZF-R7は2気筒エンジンなので遅いと言われることがあります。
とはいえ、2気筒ならではの良さもあるのは事実。
扱いやすいスポーツバイクに乗りたい方にはおすすめですね。