MT-03はヤマハが提供する中排気量バイクであり、そのスタイリングや走行性能は多くのライダーに支持されています。
しかし一部の人々からは「買ったけど後悔」や「不人気でダサい」といったインプレがあります。
そこで本記事では、MT-03が抱える問題点や不人気の要因についてまとめていきます。
バイク選びの参考にして頂ければと思います。
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MT-03は不人気でダサい?後悔しやすい欠点
排気量が中途半端
MT-03は排気量が320ccという排気量です。250ccでもなければ400ccでもありません。
元々は海外向けに作られた320ccのエンジンを日本向けに400cc化することもなくそのまま販売しているのがMT-03。
海外向けの排気量をそのまま日本に持ってきているので、コストや手間が省けるのはヤマハ側のメリットなんですが、日本の免許制度を考えると中途半端な排気量という感じがするんですよね。
300ccクラスのバイクといえばホンダのGB350や同じヤマハのYZF-R3ぐらいでしょうか。
よく言えば珍しい、悪く言えば中途半端な排気量です。
車検がある
320ccともなれば車検があります。
新車は3年に1回、それ以降は2年に1回嫌でも来てしまうのが車検。
バイク屋に車検を依頼すれば6~7万ぐらいは掛かってしまうので、費用面で負担になってしまうんですよね。
定期的なメンテナンスと考えれば悪いことではないんですが、お金がかかる、めんどくさいという点では嫌がる人が多いのも事実です。
どうしても車検が嫌な方にはMT-25がおすすめ。
MT-25との違いが分かりにくい
250ccのMT-25と車格はほとんど同じです。エンジンの排気量が違うぐらい。
70ccの排気量差以外の違いが分かりにくいんですよね。
同じような車体で排気量が違うぐらいなら車検がないMT-25で良いという方もいるでしょう。
MT-03のここが良い
余裕のある走り
あくまでMT-25と比べた場合の話ですが。
70ccの排気量のアドバンテージがあるのは大きいかなと思います。
大排気量の70cc差は誤差の範囲内ですが、小排気量の70ccは大きいです。
MT-25のスタイルは好きだけど、もうちょっと走りに余裕を持ちたいという方には特におすすめ。
人とは違う排気量
320ccという排気量は珍しいです。
人とは違ったバイクに乗りたいという方にはおすすめできますね。
一般的な中型バイクは250ccか400cc。あえて320ccを選ぶというのはgoing my wayという感じで良いかなと。
バイク乗りの中には「人と被るのが嫌だ」という人も多いです。人と違うバイクに乗りたいという方にはぴったりですね。
250ccと見せかけて実は320cc
一般的に中型のMTシリーズと言えば250ccを思い浮かべる人がほとんどです。
MT-25とMT-03の流通量を考えると、9:1ぐらいでしょう。それぐらいMT-03は珍しいです。
他の人とツーリングに行った時に「この人やけに速いな」と思わせることが出来るのもMT-03の良いところかもしれません。
秘密を隠しておいて「実は320ccでした」と後からカミングアウトする遊びも出来たりします。
ナンバープレート見られたら一発ですけどね。
まとめ
MT-03は一部のライダーから不人気やダサいとされる理由が存在します。主な理由としては、排気量の中途半端さや車検がある点が挙げられます。
悪く言えば中途半端、よく言えば250ccよりも余裕のある走りが出来るというメリットもあるので、せっかくバイクを買うなら少しでも排気量が大きい方が良い方はMT-03を選ぶと良いでしょう。