XJR400は人気が高いまま生産終了となったネイキッド。
他の400ccネイキッドは中古市場では値上がりしてい中、意外と安いのがXJR400。
なぜなのかまとめていきます。
XJR400が安い理由
CB400SFやゼファー400に比べて人気がない
400ccネイキッドは人気が高い車種が多いです。
特にCB400SFやゼファー400など、生産終了してから値段が上がるバイクもあります。
しかしXJR400はそこまで値段が上がっていないもの。
理由の1つに値段が上がるバイクよりも人気がないというものが挙げられます。
それなりに売れたバイクではありますが、値段が上がるまでには至らずに、比較的買いやすい価格帯になっています。
生産台数が多い
XJR400は1993年に販売開始され、2007年に生産終了になうまでの約15年間も作られていました。
生産期間が長いということは、それだけ生産台数が多かったということになります。
希少性は低いので、中古相場は落ち着いている傾向にあります。
古い年式は安い傾向にある
XJR400は1993年から生産されていることもあり、初期の頃約30年前とかなり古いです。
1995年からはXJR400、2000年にはフルモデルチェンジされ、MOSキャリパーやオーリンズのリアサスペンションを標準装備。
タンク容量も20Lに拡充さえ、一気にスペックが上がりました。
2000年以降のモデルは人気が高く中古相場も高いですが、初期の頃のモデルは人気が低く中古相場も安い傾向にあります。
>>中古のXJR400
安いけど魅力は多い?XJR400には魅力が多く愛好者も多い
空冷4気筒エンジン
ヤマハのXJR400は空冷4気筒エンジン。
他社の400ccネイキッドは水冷が多い中、XJRは空冷です。
空冷らしいエンジンノイズがダイレクトに聞こえるエンジン音は独特なので、”バイクに乗るなら空冷が良い”という人も多いです。
空冷は冷却能力は水冷に劣りますが、冷却水やラジエーターが存在していないため、冷却水漏れのトラブルが発生しません。
シンプルな機構のおかげでトラブルが少ないのはメリットと言えるでしょう。
タンク容量が多い
初期モデルは18Lと一般的な400ccネイキッドと同じぐらいでしたが、2000年のモデルチェンジにより20Lまで拡充されました。
タンク容量が増えたことで航続距離が伸びます。
20Lのタンク容量では400ccネイキッドの中では最も大きい容量です。
リアサスペンションがオーリンズ製
1997年のRモデルより、リアサスペンションがオーリンズ製になりました。
通称”ヤマンボ”と呼ばれることもありますが、標準装備でオーリンズがついているのはいいですよね。
他のバイクでもなかなかないリアサスペンションです。
MOSキャリパー
ワンブロックキャリパーを採用しているXJR400R。
ワンブロックにすることで剛性が増し、軽量化にも繋がるメリットがあります。
MOSキャリパーはヤマハ特有のものであり、スポーツモデルではYZF- R1にも採用されているキャリパーです。
ハイスペックなキャリパーが標準装備なのもXJR400Rの良いところ。
絶版ネイキッド
2007年モデルを最後に生産が止まってしまっています。
排ガス規制をクリアできなかったのが生産終了の特徴ですが、現行で作られていないモデルなのは特別感があっていいですよね。
MT-25やMT-03とは違った走りが期待できます。
カスタムの余地が多い
マフラーやステップ、ハンドル周りなどカスタムの余地が多いのもXJR400の良いところ。
ノーマルのまま乗っても楽しいですが、カスタムも楽しやすいところ。
カスタムベース車両としても楽しみたい方にはおすすめ。
まとめ
XJR400は中古が安めですが、安いのには理由があります。
400ccネイキッドに乗りたいけど、予算がない方におすすめ。