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バイクに安全靴は危険なのか?

バイクと安全靴危険
  • 安全靴を所有しているがバイク用として使っても良いのだろうか?
  • ライディングシューズを買うのが面倒なので手軽に安全靴で済ませたい

工場や建設現場でよく使われる安全靴。

つま先部分が強化されていてぶつけたり挟んでも足を痛めないのが特徴です。

安全靴はバイク用としても向くのではないか?

そう思う方もいるかと思います。


今回はバイク向けの安全靴の紹介や危険性についてまとめていきます。

バイク用のシューズについて探している方の参考になれば幸いです。


ライディングにおすすめの安全靴。

目次

バイクに安全靴は良いが危険な点もある

安全靴をバイク用として使用することは悪くはありません。

安全靴という文字通り、つま先は保護されていますし靴底も丈夫です。


でも安全靴は本来工場や建設現場で作業用の靴です。

本来ならバイク用としては作られてはいません。安全靴の選び方や使い方によっては危険な場合もあります。

まずはバイク向けの安全靴についてまとめていきます。

バイクに向く安全靴の種類

  • JIS規格
  • くるぶしが隠れているもの
  • 滑りにくい材質

JIS規格

安全靴とは、主に工事現場や重機、重量のある部品を取り扱う工場内外や、鉱業、建設業などの足への危険を伴う作業場で使用される着用者の足を保護することを目的としたつま先部に規定された強度をもつ先芯を装着した靴を言います。一般的にはJIS規格に近いつま先の安全性能を持つプロテクティブスニーカーなどを総称して「安全靴」と呼ぶ場合がありますが、正しくはJIS規格(JIS T 8101)に合格した靴を「安全靴」と呼び、これは「JISマーク」の表示をしていることで確認することができます。

引用;安全靴とは

工場や建設現場で作業する際に、安全に作業するための靴を安全靴といいます。

JIS規格という日本工業規格が定める規格をクリアしたものを”安全靴”と呼びます。

ちなみにJIS規格はヘルメットでもお馴染みですね。

有名どころのメーカーのヘルメットにはJIS規格のロゴが付いているはずです。

稀に安全靴という表記をしているのにも関わらず、JIS規格ではないものもあります。

不安な方はJIS規格のロゴが付いているか必ず確認しましょう。

くるぶしが隠れているもの

転倒して滑走した場合はくるぶしが削れる場合があります。

安全靴をバイク用として使用する際は必ずくるぶしが隠れるものを選びましょう。

安全靴の中にはスニーカータイプのものがありますが、バイク用の安全性の観点から避けた方が無難です。

スニーカータイプは履きやすくて動きやすいんですけどね。

ツーリング先で歩き回る際は楽なんですけど、走行中の安全性という意味ではイマイチです。

滑りにくい材質

滑りにくさも大事です。

安っぽい材質のものは靴底がツルツルで滑りやすいです。

滑りにくさのことを「耐滑靴」と呼びます。

耐滑靴が高い靴は雨や油の上でも滑りにくいです。

バイクで走行中に雨が降ることもあります。

ステップに足を置いたときや、信号待ちで地面に足を着こうとした時に滑ってしまうこともあります。

特に足付きがギリギリの人は、少し滑るだけでもバランスを崩してしまい転倒することがアリます。

耐滑靴の高い安全靴がおすすめです。

バイクに安全靴が危険な理由

  • ギア操作。ブレーキ操作がやりにくい
  • 滑りやすいものもある
  • 鉄鋼で足の甲や足首を傷付ける恐れがある

バイクに安全靴が危険な理由①ギア操作。ブレーキ操作がやりにくい

安全靴はつま先に鉄板やプレートが入っています。

また、つま先だけでなく靴底は非常に硬いです。

硬さは安全性につながる訳ですが、操作性という点では良くありません。

  • シフト操作
  • リアブレーキ操作

靴が硬ければ足元の操作はやりにくくなります。

特にシフト操作がやりにくいですね。

足首に負荷がかかるので、長時間乗っていると疲れやすいです。

ギアを上げたい時に足が上手く動かなかったり、リアブレーキを踏みたい時に踏み損なったり。

靴が硬いとこういうリスクが出てきます。


ツーリングに行き始めた時は良いけど、帰りになって疲れてきた時にギア操作がしんどくなる…なんてことが十分あり得ます。

安全靴というと安全性が高そうな感じがしますが、バイクに乗る際の操作性という点ではイマイチなのかもしれません。

バイクに安全靴が危険な理由②滑りやすいものもある

耐滑靴は先ほども少し触れましたが、滑りやすいかどうかも大事なポイントです。

バイクに乗っていれば雨が降ることもあります。

滑りやすさが原因で転倒や怪我につながることもあります。

耐滑靴が高い安全靴は水や油で滑りやすい環境でも安心して歩いたり、ギア操作したり出来ます。

バイクに安全靴が危険な理由③鉄鋼で足の甲や足首を傷付ける恐れがある

安全靴は足の甲の部分に鉄鋼が入っています。

この鉄鋼が足を守ってくれている訳ですが、事故や転倒で想定以上の強い衝撃が加わると、この鉄鋼が刃のようになって怪我が酷くなるケースもあります。

鉄鋼が入っているから必ず安心という訳ではないことをお伝えしておきます。

バイクにおすすめの安全靴3選

[MOCAP] 安全靴 CPM357

[MOCAP] 安全靴

画像;https://amzn.to/3NVPbfX

MOCAPの安全靴です。くるぶしまでしっかり隠れるハイカットタイプなので安全性は高いですね。

先芯は鋼鉄製なので足を守ってくれる反面強い衝撃だと逆に凶器になってしまう可能性もゼロではありません。

合皮で値段も4,000円前後とそこまで高くないので買いやすいのも特徴と言えます。

[HEATECH] バイクブーツ

[HEATECH] バイクブーツ

画像;https://amzn.to/3Aqcmd1

HEATECHの安全靴です。バイク用ブーツも兼ねているので安全靴の中でもバイク用としての使用が向いている安全靴です。

ハイカットでくるぶしや足首をしっかりガード。

転倒時にもしっかりと足首を守ってくれるのは安心出来ますね。

デザイン的にもおしゃれなブーツという感じが伝わってくるので機能面だけでなくデザインにもこだわりたい方におすすめです。

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[ジーベック] 安全靴 85205

[ジーベック] 安全靴 85205

画像;https://amzn.to/3FZ2J8B

ジーベックの安全靴はくるぶしや足首がしっかりと守られている安全靴です。

バイクに乗る際もしっかりとライダーの足を守ってくれることでしょう。

欠点は完全防水ではない点。

弱くて短時間の雨なら弾いてくれますが、雨脚が強い時は浸水してくるでしょう。

【まとめ】バイクに安全靴は良いが危険な場合もある

今回は安全靴でバイクを運転する危険性についてまとめました。

安全靴は足を守ってくれる反面、選び方や使い方が悪いと怪我に繋がる可能性があります。

普通のスニーカーよりも安全性は高いと言えますが、ライディングシューズと比べると安全性も機能性も劣ります。

ちょっと不安だなという方はライディングシューズを選択する方が無難ですね。

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