バイクの車体番号とは?
どこにあるの?
今回はこの疑問にお答えします。
車体番号と言われても、どこに打刻されているのか分かりにくい場合ってありますよね。バイクの車種によってはマジで見づらい。
- 車体番号とは
- 車体番号の打刻位置
- 車体番号が分かると出来る事
今回はこれらについてまとめていきます。
バイクの車体番号とは?
車体番号とは、フレームに刻まれた車体を特定するための番号のことです。
フレームナンバーとも呼ばれています。
バイクメーカーは車両を生産する際に、一台ごと順番に車体番号を打刻していきます。
同じ番号の車体番号は存在しないようになっています。
車検の時も必ず確認する項目です。
車体番号が分かると何が出来る?
どの個体のバイクなのかを特定出来るので以下の事が分かります。
- メーカー、車種、年式の特定
- 買取相場を調べやすくなる
- パーツ注文の際にパーツの特定が楽
- リコールの実施の有無
- バイクの盗難時の手がかり
- 国産・逆輸入車の見分け
車体番号さえ分かれば出来る事が増えます。
車体番号の打刻場所
メインフレームに必ず打刻されています。
9割以上のバイクはステムの部分(ハンドリングの軸となるところ)に打刻されています。
残りの1割のステム部分以外では、メインフレームのあらゆる所に打刻があります。
一見して気付かないようなバイクも中にはあります。
- ベルガルタヤマハのバイク(BT1100ブルドック)やシート下
- YZF-R25はタンデムシート下
- スカイウェイブ250、400はシート下のフレーム
- フォルツァやフュージョンはフレーム下部
- スーパーカブの一部年式はサイドカバー内やシートレール部分
- BMWのR1100Sはサイドフレーム
原付の車体番号の場所
50ccスクーターは車体番号の打刻位置が分かりにくい場合があります。
こちらでは原付の車体番号の場所について一例を示していきます。
ヤマハの原付スクーターの車体番号の場所
ヤマハの原付スクーターの車体番号はフットレストの近くのカバーの内側にあります。
このカバーを外して貰えれば、車体番号が見えてくるはずです。
基本的には手で外せます。
外しにくい場合はマイナスドライバー使うのも良いですが、傷付きには十分注意してください。
スズキの原付スクーターの車体番号の場所
スズキの原付の車体番号はフットボードの下、もしくはシート内(シートを開ける必要がある)にある事が多いです。
画像はフットボードの下にある原付の例。
下側を覗き込んでなければ、シートを開けてフレーム部分を一通りチェックしてみましょう。車種によって車体番号の掲載場所が異なります。
バイクの車体番号の特徴
国産車の車体番号は大体下記のような感じになっております。
CB400SFだと、 NC42-〇〇〇〇〇〇〇
ハヤブサ(国内仕様)だと GX72B-〇〇〇〇〇〇
ハイフンより前の部分が型式といって、その車体の型を決める部分。型式が分かればどの車種なのかの特定が容易です。
ハイフンより後ろには大体数字が入ります。型式で車種を特定して、その中でどの車体なのか特定するためのもの。
メーカーでバイクを生産する際は、連番で1台ずつ車体に打刻されていきます。
型式でおおよその年式、ハイフン以降の数字で、正確な年式の特定が可能。
たまに例外の車種もありますが、大体こんな感じのルールで作られてます。
人間で言ったら、左側の型式の部分が名字。右側の数字の部分が名前みたいな感じですね。
バイクの車体番号が削れてしまった場合
バイクの車体番号が削れたり劣化で読みにくくても、わずかでも読めれば車検を受けることも、バイクを売る事も可能。
ぶっちゃけ、読めにくいなぁ〜ぐらいなら問題ありません。
特に、バイクを売る時は車体番号が読めないと勝手に決めつけずに1度買取業者の査定士に見て貰いましょう。
わずかでも読めていれば問題無く売る事が出来ます。
査定士に見て貰って、どうしても買取不可の場合は、バイクの処分業者に出す方法もあります。
バイクの車体番号まとめ
バイク1台毎に必ず打刻されているフレームナンバーです。
車体番号がある事で以下のことが出来ます。
- メーカー、車種、年式の特定
- 買取相場を調べやすくなる
- パーツ注文の際にパーツの特定が楽
- リコールの実施の有無
- バイクの盗難時の手がかり
車体番号はステム(ハンドルの下の部分)に打刻されている場合がほとんどです。
若干見にくい場所ですが、ハンドルを切ったりハーネスをずらせば読み取れるでしょう。
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