バイクの外車って壊れないの?
国産と外車ならどっち?
この疑問にお答えします。
外車と聞くと憧れる反面、壊れやすいのではないか?という不安がありますよね。
- 国産と外車の違い
- 外車に乗るメリット・デメリット
今回はこれらの疑問についてお答えします。
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バイクの外車とは?
外国車の略です。
日本国外のバイクメーカーです。
アメリカのハーレーダビットソンや、ドイツのBMWやイタリアのドゥカティを始め、世界各国にバイクメーカーはあります。
車体に貼られているコーションラベル
(注意書きやタイヤの空気圧、サイズ等が書かれています)が外国語です。
車体番号が長ったらしいのが特徴です。
全部で17桁でハイフンが無いです(一部例外の車種もあります)
US(アメリカ)仕様だとサイドリフレクターが付いています。
外国では必要なものですが、日本では不要です。
外してしまっても問題ありません。
外車のメリットや国産バイクと比べた場合の強み5点
- 国産バイクには無い個性
- 外車に乗っているという所有欲
- 外車他の人のバイクと被りにくい
- メーカーによっては多少古くてもパーツが出る
- 中古市場は実は凄いお買い得
①国産バイクには無い個性
外車には外車にしかない魅力が沢山あります。
それは見た目も中身も乗り味も、国産車には無い魅力が沢山あります。
分りやすい例がハーレーダビットソンですね。
日本国内でも大人気です。
独特の迫力のあるスタイルにOHVエンジンの鼓動感のあるエンジン音等、国産車には無い魅力が詰まっています。
また、BMWであれば、ボクサーエンジン。水平対向エンジンがあります。
左右に大きく尽きだしたシリンダーヘッドが特徴です。航空機のエンジン技術からきたエンジン形式です。
ライダーからすると非常に疲れにくく、ロングツーリングも楽々こなせるエンジンです。
水平対向エンジンはホンダのゴールドウィングでも採用していますが、たくさん車種を出している点ではBMWには敵いません。
イタリアのドゥカティは非常に躍動感のあるL型2気筒のエンジンを採用しています。
V型2気筒とはまた違うガツガツ走るフィーリングは国産車ではなかなか味わえません。
②外車に乗っているという所有欲
外車というだけで周りからの注目を浴びます。
一般的に外車=高級車
というイメージの方が多いので、周りが勝手に良いイメージを持ってくれます。
特にハーレーダビットソンやBMWはバイクに詳しくない方でも分かるので自分の所有欲や承認欲求を満たせます。
僕もBMWに乗っていますが、道の駅とかでよく声を掛けられますね。
勝手にバイクがアピールしてくれています。
バイクが勝手にセールスマンになってくれる。
③外車他の人のバイクと被りにくい
やはり外車というだけで他の方のバイクと被りにくいです。
ハーレーダビットソンなんかは流通量が多いので、メインの国道を走っていれば自分と同じバイクとすれ違う事もあるかもしれませんが、それでも国産車と比較すると少ないはずです。
ましてやちょっとマイナーなメーカーのバイクだと、ほとんどすれ違う事が無いと思います。
自分だけのオンリーワンになりやすいのが外車に乗るメリットですね。
バイク乗りって他の人と被りたがらないですからね。
個性を出しやすいという意味では外車はオススメです。
④メーカーによっては多少古くてもパーツが出る
ハーレーダビットソン、BMW辺りはこのイメージがあります(必ずではないですが)
国産車だとメーカーの在庫義務期間(新車を発売してから7年間)が過ぎるとだんだん純正パーツが減っていくのですが、一部の外車は多少古くてもパーツが出ることがあります。
⑤中古市場は実は凄いお買い得
外車は新車価格は高いですが相場の下落幅も大きいです。
新車発売から5年ぐらい経つとかなり安く買えます。
新車発売から10年ぐらい経つと、車種によっては国産車よりも安く買えるバイクが出てきます。
外車のデメリットや国産バイクと比べた場合の弱み4点
- 外車は故障が多い
- 外車は部品代や工賃が高い
- 外車は部品の納期が掛かることがある
- 新車、年式の新しい中古車は高い
①外車は故障が多い
これは避けられないです。
必ずとはいえないですが電装系の脆さや、オイル漏れのしやすさは国産よりも出やすいです。
とは言え、ここ近年の外車はかなり品質が上がっています。
国産と変わらないぐらいのものも出てきていますが、全体的にまだまだ国産バイクの方が品質面では優れています。
外車が故障が多いというか、国産車の品質が高すぎると言った方が正しいかも知れません。
さすがは物作り大国日本。
②外車は部品代や工賃が高い
海外から部品を供給しているので輸送代や関税の費用を含めると全体的に国産車よりかは部品代が高くなります。
国産車と同じような造りでもバイクによっては2~3倍ぐらいします。
ただこれは純正パーツの場合の話です。
社外品だったり、タイヤやチェーン等の消耗品等は国産車とそんなに変わりません。
また工賃は車種によってはインチ工具をはじめとする特殊工具が必要となります。
ここ最近の外車は診断機が無いと故障の原因が特定出来ない場合があります。
そういった国産車には掛からない手間や作業が掛かるので、外車の工賃は高めに設定されています。
③外車は部品の納期が掛かることがある
純正パーツが日本国内に無く、海外にしかない場合は納期に時間が掛かります。
一部イタリア車は納期管理適当でしたね。
問い合わせても返答がなかなか返って来なくて、忘れた頃に入荷するイメージです。
モトグッチはそんなイメージ。
ハーレーやBMWといったメーカーでは、国内にパーツの在庫があるケースも多いです。
早ければ、国産と変わらないぐらいの納期で入荷する場合もあります。
④新車、年式の新しい中古車は高い
外車といえば高いイメージが有りますがその通りです。
新車やまだ年式の新しい中古車は相場が高いです。
そして新車が発売されてから5年ぐらいは買取価格も暴落しやすいです。
例えばですが、新車を購入→3年後に売却だと、値落ちの幅は国産バイクの比ではないです。
ホントに外車は一気に安くなります。
バイク外車まとめ
- 国産バイクには無い個性
- 外車に乗っているという所有欲
- 外車他の人のバイクと被りにくい
- メーカーによっては多少古くてもパーツが出る
- 中古市場は実は凄いお買い得
- 外車は故障が多い
- 外車は部品代や工賃が高い
- 外車は部品の納期が掛かることがある
- 新車、年式の新しい中古車は高い
外車って壊れる上に高いイメージだけど、会社ならではの良さが多いね。
そうなんだよね。
外車といえば、個性が強く、他と被りにくくて所有欲を満たせるのが最大の魅力だと思います。
新車や年式が新しい外車は高いですが、
ある程度年数の経った中古市場はかなり安く買えます。
国産車に飽きたと言う方は是非一度乗って欲しいです。
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