ナンバープレートは走行中に落下させてしまったり、盗まれたり、外して保管していたのに紛失してしまうことがあります。
僕も経験したことあります・・。
基本的に再発行は難しいです。
ただ、所定の手続きをすることで番号変更したり、ナンバープレートが無いまま廃車(一時抹消)する事が出来ます。
ちなみにナンバープレートではなく、書類を紛失した場合は以下を参考ください。
ナンバープレートを落とした(紛失)していてもバイクを買取は問題なく出来る
ナンバープレートが無くても、買取業者にバイクを売る事は問題なく出来ます。
ナンバー無しでの廃車を業者側で代行してくれます。
買取業者に売らずに、自分でナンバーの番号変更手続きをやる場合は以下を順番に参照下さい。
ナンバープレートを落としたら、まずは警察へ届出
ナンバープレートを紛失したら、まず大前提として警察への届出が必要になります。
場合によっては紛失したナンバープレートがひったくり等の犯罪に使われてしまうケースがあるからです。
最寄りの警察署へ届出する事で受理番号を教えてくれます。
今後の手続きで必要になりますので必ず控えておきましょう。
ナンバー盗難の場合は、まずは警察への届出をして下さい。その際に「盗難届受理証明書」(名称は問いません。)を発行して貰います。発行していない場合は届け出た警察署・日付・届出が受理された番号(受理番号)をメモしておいて下さい。
引用;福島運輸支局
警察への届出は電話で受付してくれる場合もあります。1度電話で問い合わせしてみるといいでしょう。
理由書って何?ナンバープレートを落とした場合に窓口で必要な物
- 車検証や登録証等の公的な書類
- 印鑑(認印)
- 受理番号(警察に届出すれば発行)
- 126cc以上は印紙代やナンバー代(数百円から千数百円程)
- 126cc以上は理由書(現地入手)
受理番号は、警察に届出する事で教えて貰えます。
理由書は、陸運支局(251cc~)で無料で手に入ります。
もしくは以下からダウンロードして印刷する事も可能です。
盗難と、遺失紛失で理由書が違うので注意しましょう。
【理由書】警察で受理番号を得た後は、番号変更手続きをします→バイクの排気量によって窓口が違う
盗難届が終わった後のナンバー変更先は以下の通り。
排気量によって手続き場所が違います。
排気量 | 手続き場所 |
~125ccの原付 | 市町村の役場(区役所) |
126〜250cc軽二輪 | 陸運支局 |
251cc以上 | 陸運支局 |
ナンバーの番号変更について個別に説明していきます。
~125cc、原付の場合
市町村の役場(都市部では区役所)が管轄です。
- 標識交付証明書
- 印鑑(認印で良い)
- 受理番号(警察に届出すれば発行)
関連;標識交付証明書とは
窓口にてナンバー無し廃車か、違うナンバーで再登録か選びます。
原則登録したナンバープレートの市町村の役場に出向く必要があります。
役場によっては郵送でのやりとりもしてくれる役場や、他の市町村のナンバープレートでも廃車手続きを代行してくれる役場もあります。
一度最寄りの役場に聞いてみましょう。
僕も色んな地域の原付のナンバープレートの廃車をやってきましたが、役場によって対応が全然違います。
126cc~250cc、軽二輪の場合
陸運支局が管轄です。
- 軽自動車届出済証
- 印鑑(認印で良い)
- 受理番号(警察に届出で発行)
- 理由書(陸運支局で入手可能)
- 書類や廃車手数料数百円
- 自賠責保険証
関連;軽自動車届出済証とは
ナンバー無しで廃車→即登録という流れで書類を作成します。
ナンバー無しの廃車(一時抹消)のみなら自賠責保険証は不要です(再度ナンバー登録する場合は必要)。
関連;自賠責保険証
通常の廃車(一時抹消)の書類作成に加え、ナンバープレートを紛失した経緯を書く理由書の記入が必要となります。
理由書は陸運支局で入手可能。
ナンバープレートが管轄外の場合は元々ナンバープレートを取得した陸運支局でしか手続き出来ません。
自賠責ステッカーも忘れずに
※ナンバーを再登録する場合は、自賠責の満期を示すステッカーも無いはずです。
再発行を忘れずにしましょう。
再発行は、自賠責保険を加入している保険会社で出来ます。
251cc 以上、車検がある車両
陸運支局が管轄です。
- 車検証
- 印鑑(認印で良い)
- 受理番号(警察に届出で貰える)
- 理由書(陸運支局で手に入ります)
- 廃車手数料350円 検査ステッカー再交付350円 ナンバー代500~700円程
関連;車検証とは
ナンバープレートが管轄外の場合は元々ナンバープレートを取得した陸運支局でしか手続きが出来ません。他県ナンバー、他管轄のナンバーの場合は管轄の陸運支局まで行かないといけません。
ナンバープレートについている検査ステッカーの再交付
番号変更の場合は車検が何年何月まで残っているか示す検査ステッカーが付いてこない場合があるので、検査ステッカーの再交付が必要となります。
検査ステッカー再交付には別途300円の印紙代が掛かります。
【排気量問わず】ナンバーを落とした場合の注意点
どの排気量帯でも同じですが、紛失してしまった元々のナンバー(登録番号)と同じナンバーを取得することが出来ないです。
ナンバー無し廃車→再登録、もしくは番号変更という扱いになるので、同じ番号を取得することは出来ません。
番号変更すればOK!ナンバープレートを落とした場合のまとめ
ナンバープレートを紛失した場合、まずは所轄の警察への届出が必要になります。
届け出した際には受理番号が交付されるので忘れないようにメモしましょう。
ナンバープレートは同じ番号を取れないので、番号変更するか、廃車(一時抹消)する必要があります。
排気量帯によって手続きする場所が異なります。
排気量 | 管轄場所 |
~125cc、原付の場合 | 市町村の役場(都市部では区役所) |
126cc~250cc、軽二輪の場合 | 陸運支局 |
251cc 以上、車検がある車両の場合 | 陸運支局 |
窓口で必要な物はほぼ同じです。(手数料は異なります。)
- 車検証や登録証等の公的な書類
- 印鑑(認印で良い)
- 受理番号(警察に届出ると貰える)
- 126cc以上は印紙代やナンバー代(数百円から千数百円ぐらい)
- 126cc以上は理由書(現地で手に入る)
これで番号変更するなり、ナンバープレート無しの廃車(一時抹消)が出来ます。
今回はナンバープレートを紛失した場合についてまとめました。
ナンバープレートを紛失していても、バイクを買取業者に売る事が出来ます。
以下のページに、バイクを高く売る為の準備についてまとめています。
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