並行輸入?
聞きなれないだろうね。
バイクの輸入車には正規輸入と並行輸入の2つのパターンがあります。
- 正規輸入とは?
- 並行輸入とは?
何が違うの?
今回はこの疑問についてお応えします。
\ 査定だけも可能 /
バイクの正規輸入と並行輸入の違い
一言で言えば輸入経路が違います。
- 正規輸入→日本の正規代理店を通して流通
- 並行輸入→正規の代理店を通さずに流通
これから双方のメリット・デメリットについて解説していきます。
バイクの正規輸入とは?メリット・デメリットも解説
正規輸入バイクは、日本の正規代理店を通して日本国内に流通しているバイクです。
- 保証やリコール対応が早くて対応がいい
- バイクを売る時に高く売れやすい
- 日本語対応の取り扱い説明書
購入金額が高くなる
バイクの正規輸入のメリット3点
- 保証やリコール対応が早くて対応がいい
- バイクを売る時に高く売れやすい
- 日本語対応の取り扱い説明書
①保証やリコール対応が早くて対応がいい
保証やリコールの対応は早いです。
直らないといった心配もないです。
安心安全確実を求める方は正規輸入のバイクをオススメします。
車検証に記載されている車台番号(17桁)から該当するリコール情報を検索できます。
この機能はビー・エム・ダブリュー株式会社が輸入、販売した車両に限り正しい情報を提供できます。
②バイクを売る時に高く売れやすい
査定額に影響が出る場合があります。
特に正規ディーラーに売る際は正規輸入かどうかで値段が変わる場合があります。
僕が担当していたお客様が並行輸入のバイクを正規ディーラーに売ろうとしたら、並行輸入というのを理由に買取金額が安かったケースがありました。
そのお客様はその店には売らなかったですね。
③日本語対応の取り扱い説明書
これは助かります。
特に外車はメーター周りが多機能過ぎて使い方がよく分からないケースがあります。
日本語の取説があると助かります。
バイクの正規輸入のデメリット
購入金額が高くなる
購入金額が高くなる
バイクを購入する際の値段はどうしても高くなります。
- メーカーとショップの間にもう一つ業者を挟む
- リコールや保証のサービスの充実
値段に関しては、どうしても並行輸入のような安さには敵いません。
バイクの並行輸入とは?メリット・デメリット
並行輸入のバイクは日本の正規の代理店を通さずに輸入するバイクです。
例えば、レッドバロンで販売している輸入車の多くは並行輸入です。
ヤマハ車だとプレストコーポレーションが、海外製のヤマハ車を独自ルートで輸入しています。
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引用;レッドバロン 輸入車情報逆輸入車
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正規輸入バイクに比べて安い
- メーカーのサポートや保証等がない
- 正規ディーラーで整備を断られる事も
- 為替レートによって値段が左右されやすい
- バイクを売る時に査定額が安くなることがある
- 取り扱い説明書が外国語
バイクの並行輸入のメリット
正規輸入バイクに比べて安い
正規輸入バイクに比べて安い
値段的なメリット大!
安い理由は、輸入する業者の取り分が無く、直接輸入するのでその分安く仕入れる事が出来るからです。
当然価格にも反映されます。
とにかく安く買えるというのが並行輸入のメリットです。
僕がバイク屋で働いていた時、ハヤブサを並行輸入しているショップが近くにあったのですが、めちゃめちゃ安かったです。
もう、なんでこんなに安くしてるの?というぐらいに。
ちなみに自分の店は当時正規輸入のハヤブサがありました。
同じ年式で見積り出しているのに10万ぐらい違いました。
そのショップは自前で並行輸入していて、とにかく安く出せるのを売りにしていましたね。
保証は無いのですが「日本のバイクだから壊れない、安心して」がセールストークでした。
自分の店とそのショップと、相見積り出してそのお客様が、戻ってこないことが何回かあったのでお客様を取られたんでしょうね。
日本のメーカーだし新車なら保証がなくても大丈夫かなという考えと、とにかく安いのでそのまま買ってしまいますよね。
もちろん自分の接客が足らない部分もあったとは思いますが、10万差をひっくり返せなかったです。
同じバイクで10万差をひっくり返すのはキツイです。
バイクの並行輸入のデメリット5点
- メーカーのサポートや保証等がない
- 正規ディーラーで整備を断られる事も
- 為替レートによって値段が左右されやすい
- バイクを売る時に査定額が安くなることがある
- 取り扱い説明書が外国語
①メーカーのサポートや保証等がない
メーカーからのサポートや保証等が一切ないです。
その代わり、並行輸入した業者(インポーター)が保証を付けている場合もあります。
大手だとレッドバロンやヤマハ車を輸入しているプレストコーポレーションなんかはそうですね。
メーカーに代わりこのような業者やショップが、保証を付けて販売している場合があります。
購入したインポーターが潰れない限り、インポーターからの保証を受けられます。
②正規ディーラーで整備を断られる事も
正規ディーラーに整備に持ち込むと嫌な顔されたり、断られることがあります。
並行輸入で買う場合は、バイクを買う前に整備を受付してくれるショップを確保しておきましょう。
③為替レートによって値段が左右されやすい
例えば、円安だと高くなってしまったり等、為替レートの影響を受けます。
為替レートは1年の最初に決めります。
1年の途中で円高になったからといって、急に値段に反映されるわけではないです。
急に値段に反映されたら、値付けが面倒くさそう笑
為替レートやそのショップの値段の付け方で、並行輸入なのにあんまり安くならなかったなんてことも想定されます。
④バイクを売る時に査定額が安くなることがある
特に正規ディ-ラーにバイクを売りに行くとよく言われます。
そうまのお客様でも正規ディーラーに査定に持ち込んで言われていましたね。
先ほども触れましたが、
査定に正規ディーラーに持ち込んだら「並行ものだからなぁ・・。」と言われてしまったそうです。
値段もイマイチだったので結局売らずに帰ったそうです。
正規ディーラーは正規車両を扱いたいですからね。
⑤取り扱い説明書が外国語
取り扱い説明書が外国語のままの可能性があります。
輸入した業者が日本語版を用意してくれる場合もありますが、並行輸入は海外でしか販売されていないバイクを日本国内に持ってくる訳です。
取説は付いてこないと思った方が良いです。
バイクの正規輸入、並行輸入の違いまとめ
保証やリコール対応が早くて対応がいい
バイクを売る時に高く売れやすい
日本語対応の取り扱い説明書
購入金額が高くなる
正規輸入バイクに比べて安い
- メーカーのサポートや保証等がない
- 正規ディーラーで整備を断られる事も
- 為替レートによって値段が左右されやすい
- バイクを売る時に査定額が安くなることがある
- 取り扱い説明書が外国語
正規輸入でも並行輸入でも双方にメリット、デメリットがあります。
簡単に言うと、安心を取るか、値段を取るかです。
安心なら、正規輸入です。
値段なら、並行輸入です。
逆輸入車や外車については以下のページでまとめています。
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