CB400SFの新車の供給が止まっていたことについてまとめていきます。
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CB400SFは2022年の10月で販売終了している。受注再開の予定はなし
CB400SFは2022年の春に生産終了し、同年10月に販売が終了しています。
生産終了になった理由はユーロ5の厳しい排ガス規制にホンダが対応出来なかったからです。
これまでの国内の規制やユーロ3、ユーロ4の規制をクリアし続けてきたのですが、ユーロ5はホンダの技術力を持ってしても規制をクリア出来なかったようです。
400cc4気筒ネイキッドを取り巻く環境は年々厳しくなっていました。
特に平成19年排ガス規制は象徴的でしたね。
ヤマハのXJR400やカワサキのゼファー400、ZRX400、スズキのインパルスが排ガス規制をクリア出来ず軒並み生産が止まりました。
400ccネイキッドが全滅してしまうのでは?という中でFI(フューエルインジェクション)化して排ガス規制をクリアしてきたのがCB400SF。
この時代の400ccクラスはCB400SFの一人勝ちが続いていました。
ですがユーロ5の規制はクリア出来ずに生産終了。
教習車としてもお馴染みのバイクが生産終了になることは寂しい限りです。
2022年3月時点にツイートされている方がいました。
CB400SF 工場の生産ラインは10月で稼働停止(確定) その後、新型になる可能性(ファイナルエディションが出ていない為、次世代型は出るかも) すでに受注済みのお客様でも、色が希望に添わない可能性あり。 部品供給が間に合わず、予約されても納車されない可能性もあり。 ドリーム店長に聞いた。
2022年の春時点で生産終了は決まっていたようで。
受注している分は生産して同年10月に生産終了。
既に受注している人でも希望の色が提供されないこともあったようですね。
CB400SFの生産再開はあるのか?
ユーロ5の規制がクリア出来ない限りは生産再開されることはないでしょう。
モデルチェンジしてユーロ5に規制をクリアしないといけないのですが、今のところ生産再開のアナウンスはないですね。
1992年に登場してから何度もモデルチェンジをして今に至る訳ですが、400ccネイキッドのトップとして君臨し続けたバイクがなくなってしまうのは寂しい限りですよね。
一度生産が止まっても、数年経って規制がクリアできるようになってからフルモデルチェンジして生産が再開されることもあるので、CBファンの方は辛抱強く待っていると新型が発売されることもあるかも?
それにしても排ガス規制が厳しくなるたびに思うのですが、バイクの排ガス規制を厳しくすることにそこまで意味があるのかなと。
車に比べて排ガスの量は少ない訳ですし、そもそもの流通量も段違いです。
バイクの排ガス規制を厳しくしたところで環境の影響は小さいはずです。
- 生産を止めてしまう
- 対策に多額のコストが掛かって新車の値段が上がる
- バイクの性能が下がる
排ガス規制を厳しくするとこういうデメリットが出てきます。
これはバイク業界にとって大きなマイナスじゃないかなと。個人的には思うんですよね。