ーーある日
自宅に帰って自分のバイクを見ると、何やら見慣れないチラシが貼られている。
どうやら自分が外出している間に張り紙がされたようだ。
4万円?
僕のバイクはもっと価値がある。少なくとも10万円はあるはずだ。
お客様の大切なバイクを4万円でお譲り頂けませんでしょうか?
ふざけるな!!
となるはずです。
今回は自分のバイクに違法チラシが貼られた時の対処法についてまとめていきます。
バイクに買取のチラシが貼られることがある
自分のバイクに「バイクの買取しますよ。〇〇円です」みたいな張り紙をされることがあります。
地方都市では少なくて、都市部に多い傾向がありますね。
僕がバイク屋で働いていた時も「よく分からない張り紙を貼られた」というお客さんの話を聞いたことがあります。
バイクに買取のチラシを貼る業者の正体は窃盗団
チラシには電話番号や業者名が載っていますが、大体は実態の無い業者名だったりします。
- 実在しない名称
- 実在しない住所
- 電話番号も繋がらない
こんな場合が多いですね。
酷い場合だと違う業者の名前を勝手に使っているケースなんかもあります。
多いのがバイクセンターのチラシですね。
バイクセンターというバイク屋は実在するのですが、勝手に名前を使って張り紙をしまくっている悪質な業者が存在します。
バイクの買取チラシが貼られた場合は盗難のリスクがある
実在しない業者が何のためにチラシを貼るのか。
それは盗難しやすいバイクを探すため。
変なチラシが貼られたら普通剥がしますよね?僕だったら即剥がします。だって気持ち悪いですもの。
これは僕だけでなくみんな一緒だと思います。
いつまでも剥がさないと「この人はバイク乗っていないな」とか「バイクに興味なくなっているな」と思われがちです。
バイクの窃盗団はそういうバイクを狙っています。
興味がなくなったバイクは管理が緩くなりがち。
夜な夜な侵入してはバイクを持っていく。こんな話をバイク屋で耳にしたことがあります。
バイクの買取チラシを貼るために他人の敷地に侵入するのは違法
そもそもバイクに買取のチラシを勝手に貼るのは違法です。
人の敷地に勝手に侵入している訳なので。
不法侵入を当たり前のようにやる業者がまともなわけがありません。
チラシの電話番号に電話するのはやめた方がいい
チラシには電話番号が書かれていますが、電話を入れるのは無駄なので止めた方がいいです。
というのも、使われていないケースも多いですし、繋がったとしても雑な対応をされるだけです。
業者からすれば勝手にチラシを貼りまくっているわけですから、悪いことをしている自覚があります。
電話でクレーム入れたところで腹が立つ対応されて逆にイライラするだけです。
バイクを高く安心して売りたいなら普通に買取業者に依頼した方が確実に高く売れます。
違法行為をする業者が実在したとしても高く売れる訳ないですからね。
バイクの買取チラシを違法に貼られたらすぐに剥がしましょう
バイクに買取チラシを貼られたらすぐに剥がしましょう。
先ほどもお伝えしましたが、チラシを貼ったままにしていれば、窃盗団に「このバイクは管理されていなくて盗みやすいですよ」と言っているようなものです。
あとは保管場所を移したり、バイクの盗難防止用のロックをするとより良いですね。ハンドルロックも当然する必要があります。
もし、盗みに来たとしても窃盗団に少しでも面倒いと感じてもらえる対策をしておきましょう。
一般的にバイクの盗難は5分以上掛かると諦めてくれると言われています。
完全に防ぐのは難しくても、少しでも厄介な仕掛けを増やして盗難を防ぐのが良いです。
盗難が怖い人は盗難保険に加入するのもおすすめ。
バイクの買取チラシを勝手に貼る行為は違法
人の敷地に勝手に侵入してチラシを貼り付ける行為は違法です。
警察に連絡するのもいいですが、実被害がなければ警察も対処しにくいでしょう。
まずは自分で防犯することが大事です。
- チラシはすぐに剥がす
- バイクの保管場所を変える
- 盗難防止のロックを付ける
これらの対策をやるだけでも、盗難の確率は下がりますよ。
また、バイクのチラシの業者に連絡しても雑な対応されたり、逆ギレされるだけなので良いことは1つもありません。
バイクを高く安心して売りたいなら、バイクの買取業者に任せることで、高く安全に売却出来ますよ。
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