- ゴールドウィングに乗ってみたいけど欠点はあるのだろうか?
- 憧れのゴールドウィング購入では失敗したくない
ツアラーの中では最高峰のゴールドウィング。ホンダが世界に誇るフラッグシップモデルです。
ゴールドウィングには欠点があるのか?元バイク屋の僕が解説していきます。
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ゴールドウィングの欠点
重すぎる
誰しもがまず思い浮かぶのが重すぎる点ですね。
車重は390kgとゴールドウィングはマジで重たく、ざっと中型バイク2台分の重さです。
取り回しをするだけでも大変で、向きを変える際に倒してしまったり、バランスを崩して倒したりはよくありますね。
バイク屋の僕でもゴールドウィングの取り回しは本当にやりたくない。坂道を移動する時や狭い場所での取り回しは本当に神経を使います。
場合によっては2名体制で支えてもらいながら移動させることも。それぐらい車体が重いですし大きいです。
ですが、ひとたびエンジンをかけて走り出してしまえば今までの重さは嘘だったように気持ちよく走り出せます。
1800ccという余裕がある排気量と水平対向6気筒エンジンは本当にシームレスで高回転まで気持ちよく回ります。
車庫から出すのは大変ですが、走り出してしまえば本当に乗りやすいバイク。特に高速道路での安定性は抜群ですね。
リバース機能
”取り回しが不安”という方向けにゴールドウィングではリバース機能が搭載されています。
リバース機能のおかげで”跨った状態から後ろに下がるという行為”はとても楽に出来ます。
重さや取り回しの難しさを軽減してくれます。
ちなみにリバース機能付きのバイクは珍しくハーレーの一部車種に組み込まれているぐらい(機構は全然違いますが)
シート高は745mmと低めだが足付きは良くない
ゴールドウィングのシート高は745mmと数値上は低めです。
ですが車体が大きく横幅も出ている為、数値ほど足付きは良くないです。水平対向6気筒のエンジンは横幅が大きいので車体の横幅広くなるんですよね。
小柄な方だと足がべったり届かないかも。
一般のバイクだとかかとが地面に付かなくても十分乗れますが、ゴールドウィングは車重が重いので足つきが不安定だと立ちゴケにつながりやすくなります。
ボタンが多すぎる
ハンドル周り、メーター周り、ガソリンタンクの上などとにかくボタンが多いです。
正確に全てを把握するのは難しいですね。
ですが最低限必要なボタンは一般的なバイクと大差ないので、走行上必要なボタンを覚えたらあとは自分が使うボタンだけ覚えればOK。
全部を把握する必要はありません。
現状ではDCTモデルのみ
ゴールドウィングはDCTモデルのみです。
クラッチ操作がなくて良いのは楽なんですが、面白みにかけるという人もいるでしょう。
クラッチ操作に慣れた方からすると違和感や物足りなさを感じるでしょうね。
バイクを自分の意思で操るという楽しみが少ないのは欠点かもしれません。
価格が高い
税込3,465,000円(税抜3,150,000円)という値段は市販のバイクの中では最高峰の価格です。
一種のブランドのようなものなので、高いからこそ所有欲が湧くのかなと。
素人目で見ても明らかにデカくて高そうなバイクなので、道の駅やサービスエリアで声をかけられることが多いかもですね。
バンク角が浅い
ゴールドウィングはバンク角が浅くちょっと攻めた走りをするとステップやアンダーカバーを簡単に擦ります。
上り坂のコーナーは特に擦りやすい。転倒的がないのに下回りを擦った跡があるゴールドウィングは大体走行中に擦っています。
コーナーを気持ちよく攻めている時に突如ガリガリ後がするので、バンク角を稼ぎにくいのはゴールドウィングの欠点と言えるでしょう。
まとめ
ゴールドウィングならではの欠点もありますが、それ以上に個性が強いバイクです。
- 誰が見ても圧倒的な存在感
- ラグジュアリーな乗り味
- 水平対向エンジン
ゴールドウィングに乗っているだけで周りに人だかりが出来るぐらいのバイクなので、目立ちたい方にはおすすめのバイク!