今回は250ccクラスの書類の再発行についてまとめていきます。
- 書類を無くした
- 再発行したい
こう言った方に読んで欲しいです。
250ccクラス以外の排気量の方は以下を参照下さい。
軽自動車届出済証とは
まず、車検証の代わりになるのが軽自動車届出済証です。
軽二輪は車検が無いので軽自動車届出済証という呼び名になります。
ナンバーを取るときに申請して貰える書類になります。
サイズは、元々はA5サイズの厚紙になります。
バイクのシート下なんかに入れている方が多いと思います。
2019年7月から書式が変わり、今は車検証と同じようなA4サイズになっています。
この書類ですが毎日見るわけでは無いので紛失してしまうことがあります。
- シート下に入れたはずなんだけど再度確認したら無くなってる
- バッテリー交換したときに出したっけ?その後どこに置いたんだろう
ちなみに軽自動車届出済証は、バイクに乗る際は自賠責保険証と共に携帯する義務があります。
軽自動車届出済証は再発行出来る
紛失した場合は陸運支局で再発行出来ます。
バイクを所有している本人であれば、以下のものを用意して陸運支局に行きましょう。
- 登録番号
- 車体番号
- 住所や氏名等の登録情報
- 印鑑
- 自賠責保険証
なんで自賠責保険証が太字なの?
軽二輪(126~250cc)の軽自動車届出済証の再発行だけなぜか自賠責保険証が必要なんだよね。
他の排気量帯(標識交付証明書や車検証)の再交付の時には必要無いのに・・。
自賠責保険証が無かったり切れてしまっている場合
軽自動車届出済証の再発行の場合は自賠責保険証が必要です。
自賠責保険証が無いと再発行出来ません。
自賠責保険が切れてしまっている場合は新たに加入する必要があります。
自賠責保険の期間が残っているけど、紛失してしまった場合は再発行もできます。
軽自動車届出済証が無くてもナンバー返納(抹消登録)は出来る
「もうそのバイクに乗らないよ」という場合は、書無しの廃車(軽自動車届出済証が無い状態で廃車)という方法もあります。
再発行せずにナンバーを返納してしまうやり方ですね。
その場合も登録番号、車体番号、住所や氏名等の登録情報と印鑑等、再発行時と同じ物が必要になりますが、この場合は自賠責保険証は必要無いです。
他県ナンバー(管轄では無いナンバー)の場合
ナンバーを登録した陸運支局で手続きする必要があります。
例えば、名古屋ナンバーの250ccで軽自動車届出済証が無い場合には、名古屋の軽自動車検査協会まで行かないと行けません。
他県ナンバー、他管轄の場合は注意が必要です。
これは再発行でも書無しの廃車(抹消登録)でも同じです。
とはいえ、「そんな・・、再発行の為に他県まで行っている暇は無いですよ」という方
再発行の為だけに他県まで行っている暇が無い方でも、各管轄には軽自動車届出済証の再発行を代行してくれる行政事務所があります。
仕事が忙しく、転勤や引っ越しが多い方には有り難いサービスです。
全国の各地域の行政事務所を紹介しているサイトがあります。
ただ、管轄によっては該当の行政事務所が無い場合もあります。
そういった場合は、
「〇〇ナンバー バイク 行政書士 代行」
で検索して貰えれば代行してくれる行政書士を見つけやすいです。
行政書士に軽自動車届出済証の再発行の代行を依頼する場合の費用
行政事務所によって異なりますが・・・。
ザックリと5,000~10,000円ぐらいあれば依頼出来ます。
手続き代行手数料、書類代、送料等を含めてザックリとこれぐらいです。
軽自動車届出済証返納届を紛失した場合
ナンバープレートを返納すると軽自動車届出済証返納届(オレンジの厚紙)が交付されます。
いわるゆ返納証ですね。
ナンバーを返納してある証明書になります。
次、再度ナンバーを登録するときに必要になってきます。
2019年7月以降は書式が変わって、車検証と同じようなA5の書類になっています。
返納証を紛失してしまうとほぼ再発行が出来ません。
厳密には一応出来るけどものすごい手間と時間と労力が掛かります。
僕がバイク屋に入社した時は、軽自動車届出済証は無くしてもなんとかなるけど、軽自動車届出済証返納届(返納証)紛失するとどうにもならんぞと教育されました。
紛失してしまうと、再発行出来なければ、パーツ取り車になってしまいます。
オレンジのA5の厚紙になりますが、非常に大事な書類です。
バイク屋でよく見掛けた光景
旧軽自動車届出済証に関してです。
軽自動車届出済証はA5サイズの厚紙なんですが、色は白です。
一見コピーなのか原本なのか分からない時があります。ですので、コピーと原本を間違えている方をよく見ました。
バイクの持ち主は原本を入れていたつもりだったけど、書類を取り出した際にコピーと入れ替えていたのにそれを忘れているパターンですね。
軽自動車届出済証は普段出し入れしない書類なので、コピーだったかどうか忘れてしまうことがあります。
軽自動車届出済証は厚紙で中央に封印がされているのが特徴です。
そもそもペラペラの紙だったり、封印に影があったり凸凹していなければコピーということになります。
元々の軽自動車届出済証に色が付いていないのでぱっと見で判断出来ない事があるので、質感や中央の封印の跡で確認しましょう。
軽自動車届出済証を紛失していてもバイクを売る事が出来る。
軽自動車届出済証を紛失していても、住所や氏名等の登録情報が分かっていれば、問題無くバイクを売る事が出来ます。
わざわざ自分で再発行する必要は無いです。
ですので、軽自動車届出済証を紛失していても、そのまま査定を依頼するのがオススメです。
買取代金の振込は、軽自動車届出済証の再発行もしくは廃車が終わってからとなります。
軽自動車届出済証はいつもらえる?
バイクを購入したときの話になりますが、軽自動車届出済証はバイクの納車時に受け取ります。
車検証と同じ扱いになるので、バイクを契約して アンバー登録をしてバイクを受け取りますっていう段階でようやく貰えます。
契約した時点ではすぐに貰えないので注意が必要です。
軽自動車届出済証を紛失した場合まとめ
軽自動車届出済証は登録情報が分かれば再発行出来ますが、軽自動車届出済証返納届は再発行難しいです。
絶対に紛失しないようにしましょう。
もし軽自動車届出済証返納届(廃車証)を紛失してしまった場合は一般のショップや買取業者に売るのが不可能になります。
廃車証を紛失したバイクの行き先もありますが、高く売る事は不可能になります。
軽自動車届出済証はA5の厚紙で中央に封印されているのが特徴です。
一見、コピーと間違えてしまうことがあるので注意しましょう。
軽自動車届出済証は紛失していてもそのまま買取業者に売る事が出来ます。
業者側で代行してくれるので自分で再発行する必要は無いです。
バイクを売る時は、軽自動車届出済証以外にも用意しておいた方が良いものがあります。
以下のページにバイクを売る時に用意しておくべきものをまとめています。
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