オートマチックモードも搭載したDCTを標準装備するX-ADV。
DCTで変速機能が付いているとはいえ、ほぼスクーターと変わらない走りが出来るのが特徴。
さらにスポークホイール、倒立フォークも標準装備し、走破性が高いのもX-ADVの良いところ。一般のオンロードだけでなくフラットダートぐらいなら余裕で走れてしまいます。
750ccという大排気量を活かした走りが出来る・アクセルとブレーキ操作だけで乗れてしまうので、ギアやクラッチ操作が面倒な方にとって楽で乗りやすいバイクでしょう。
ですが、X-ADVを買って後悔してしまったという人がいるのも事実。
今回はX-ADVの後悔ポイントについて元バイク屋の僕がまとめていきます。
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X-ADVでの後悔ポイント
スクリーンがいまいち
X-ADV 市街地から山道、高速道路と300キロ走って燃費は30。帰りを急いじゃった高速を90以下に抑えればもっと伸びたはず。一時は32が見えてた。 なおスクリーンの効きは最上段にしてもイマイチ(´・ω・)
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燃費は良いけど、スクリーンの高さがイマイチとの意見。
スクリーンを最上段に上げても顔の位置だけスクリーンからはみ出てしまうんですよね。
ヘルメットもスクリーンの一部のように設計されているとこういうことが起こります。走行風は極力当たりたくない方はロングスクリーンがおすすめ。
カスタムパーツが少ない
【短所】
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・カスタムパーツが少ない
X-ADVはカスタムパーツが少ないです。
トップボックスをつけたり、スクリーンを変えたりなんかは出来ますが、本格的にカスタムを楽しむとなると物足りないと感じる人もいるでしょう。
カスタムベース向きのバイクではないですね。
遅い・重い
【短所】
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・遅い(58ps)
・重い(236kg)
X-ADVのエンジンは並列2気筒で58馬力しかないにも関わらず車重は236kgあります。
非力で重たいのがX-ADVの特徴といえるかもしれません。
X-ADVはNC750系のインテグラから派生したモデル。NC750系のエンジンは教習車でも使われるぐらい扱いやすいエンジンですが、パワーはそこまでないのが特徴。
DCTを標準装備しているのもあり、車重が236kgと重たいのもデメリットです。
ギア操作なしでも乗れるから安心と思いきや、取り回しが重くて後悔。なんてことにもあり得ます。
DCTがつまらない
X-ADVだけに限らずですが、DCTモデルの良いところはクラッチ操作がなかったり、ギア操作を自動化出来る点。
走行自体は楽になるんですが、デメリットとしてはつまらないという点。
ギア操作・クラッチ操作でバイクを操っている感覚があるからこそバイクは面白いんですよね。DCTは便利な反面バイクの面白さを奪っている機構なので人によってはつまらないと感じることもあるでしょう。
まとめ
X-ADVの後悔しやすいポイントについてまとめてみました。
大型スクーターとクロスオーバーを組み合わせたバイクは斬新ですし、街乗り・フラットダート・通勤用と用途も多様に乗りこなせるのは他のバイクにもない特色といえますね。
人によっては欠点だったりつまらないと感じる人もいるでしょうけど、X-ADVならではの魅力がいっぱいです。
他とは違うバイクに乗りたいという方にはおすすめのバイクと言えます。