ヤマハの人気アメリカンモデルのドラッグスター400。
このドラッグスター400は最近値上がりが著しいです。
最終モデルの新車価格は781,920円。グーバイクで中古相場を見ていると100万を超えているモデルも結構あります。
ドラッグスター400に関しては新車よりも中古の方が高い逆転現象が起こっているんですよね。
今回はドラッグスター400がなぜこんなにも高いのか元バイク屋の僕が解説していきます。
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ドラッグスター400が値上がりしている理由
生産終了しても人気が高い
ドラッグスター400は2016年に生産終了しました。平成28年排ガス規制をクリア出来なかったんですよね。
1996年にドラッグスター400が登場してから約20年間、中型アメリカンバイクの人気を牽引してきたバイクです。
生産終了してからも人気が衰えることはなく、むしろ新車供給がなくなったことにより中古相場が爆上がりしています。
生産終了した2016年の中古相場は30~70万ぐらいと一般的な中古バイクの相場と変わらなかったのですが、今では1.5倍ぐらいになっていますからね。
後継機モデルがない
新車供給がなくなってしまったのは仕方がないとして、ドラッグスターの後継機モデルが出ないというのも中古相場が高止まりしている原因となっています。
ビラーゴの後継機としてドラッグスターが出たように、ドラッグスターが無くなってもヤマハから中型バイクのアメリカンが出れば良いのですが、今のところ出ないんですよね。
後継機モデルが出れば需要がそちらに移るのでドラッグスター400の中古相場は落ち着いてくるんでしょうけど、今のところその傾向はないですよね。
半導体不足で新車供給不足
2021年から続く半導体不足により各メーカーの新車供給が遅れました。
新車を買いたいけど買えない人は中古市場に流れてきた影響で中古バイクが軒並み値上がりしています。
この現象はドラッグスター400に限った話ではないのですが、新車の供給が遅くなっていることが中古相場に大きな影響を与えてしまっています。
まとめ
現在ではドラッグスター400の中古相場が値上がりしており、相場が落ち着いてくる気配は今のところありません。
ただ今後ニューモデルが出たり、他メーカーで人気モデルが出た時は中古相場が落ち着いてくることがあるかもしれません。