快適な普段使いにはポジションが厳しいかもしれないZX-6Rですが、その理由は車体の特性や走行性能が高いことにあります。
具体的にはスポーツバイクとしての性能を追求した結果、普段使いには不向きなバイクと言えます。
ZX-6Rで普段使いが向かない理由についてまとめていきます。
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ZX-6Rは普段使いできるのか?
誤解なきよう先に説明しておくと、ZX-6Rは普段使い向きではないだけで全く出来ない訳ではありません。
日常の街乗りはしにくいという点だけ先にお伝えしておきます。
ポジションがきつい
カワサキのZX-6Rは、スポーツバイクとして高い性能を持っているため、そのポジションは普段使いには少し厳しいかもしれません。
具体的には前傾が強く、足つきがやや難しいことが挙げられます。シート高は830mmとかなりの高さですね。
前傾がきついバイクは腰痛持ちのおじさんにはなかなかきついものです。
しかし、このようなポジションはサーキットなどでの走行時には優れたハンドリング性能を発揮し、スポーツ走行を楽しむことができます。
普段使いではポジションがきついと感じるかもしれませんが、週末のツーリングやサーキット走行でその性能を存分に楽しむことができるでしょう。
ポジションが楽なのはニンジャ650
荷物の収納性は低い
ZX-6Rはスポーツバイクであるため、荷物の収納性はあまり高くありません。
リアシート下には限られたスペースしかなく、ヘルメットや大きな荷物を収納することは難しいです。シート下に保管できるものはせいぜい書類入れぐらいでしょう。
ただしシートバッグやタンクバッグを利用すれば、必要最低限の荷物は持ち運ぶことができます。
またこのような収納性の低さは車体の軽さやスリムなデザインにつながっており、スポーツバイクとしての魅力を高めています。
燃費が悪い
スポーツバイクの特性上、ZX-6Rの燃費はやや悪いと言われています。
・ミドルSSにしてはトルクフル
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・18〜19km/Lという悪くない燃費
・ETCが標準搭載で表示がスマート
・ヘルメットホルダーも標準搭載
・夏場でもエンジンの排熱が少ない
・現行SS最安の135万円
ZX-6Rの燃費は18~19km/Lほど。
昨今のバイクは環境性能が高く大型バイクでも燃費が良いケースが多いですが、ZX-6Rはそこまで燃費が良くないですね。
ZX-6Rは高性能なエンジンのために燃費効率は犠牲になっています。
しかし燃費が悪いというデメリットも、高い性能を楽しむための代償と捉えることができます。
普段使いでは燃費が気になるかもしれませんが、代わりに圧倒的な走行性能を手に入れることができるのです。
峠やサーキットでのスポーツ性は抜群ですね。
まとめ
ZX-6Rは普段使いではポジションがきついという結論に至りました。
その理由はスポーツバイクとして高い性能を持っており、長時間の乗車に不向きな形状になっているからです。具体例としては前傾が強く、リアサスペンションが硬めであることが挙げられます。
しかしあくまで普段使いしにくいというだけであって、全く出来ない訳ではありません。
普段使いのしにくさに多少の目を瞑るのであれば、問題なく日常の足として乗ることができます。