ZZR1200が一部では不人気と言われています。
バイク屋でもぶっちゃけ不人気で売れないバイクではありました…。
なぜなのか?元バイク屋の僕がまとめていきます。
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ZZR1200が不人気と言われる理由
フロントマスクがダサい
ZZR1200はカウルのデザインが独特でダサいと評されることが多いです。
通称ミッキーマウスと言われる4眼ヘッドライトがウケが良くないんですよね。
アッパーカウル自体は大柄で防風性も高いのですが、ヘッドライトの形状が受け入れられないという意見が多いもの。
性能的や値段的にはちょうど良いけど、フロントマスクが受け入れられなくて購入を諦めた人を何人も知っています。
重い
ZZR1200は乾燥重量で236kg(装備重量だと260kgぐらい)とかなり重たく、運転時に取り回しが悪いと言われています。
特に市街地での取り回しは大変ですね。
車体が大柄で重たいとなると転倒しやすくなります。アッパーカウルやマフラーがガリガリになっているZZR1200をよく見てきました。
また重量が重いことで燃費も悪化し、維持費がかさむことが懸念されます。
軽量化が進む現代のバイク市場において、重たいバイクは敬遠される傾向があります。
体格がよく力に自信がある方は良いですが、小柄で非力な方には厳しいバイクです。
もちろん排気量が大きくエンジンにトルクがあるのでひとたび走りだしてしまえば圧倒的な安心感はあります。
しんどいのは取り回しやUターンなどの細かい動作ですね。
流通量が少ない
ZZR1200は2002年~2005年の4年間しか生産されていません。その後はフラッグシップモデルの座をZZR1400に譲っています。
そのため新車・中古車ともに流通量が少ない状況です。
購入を検討している人にとっては、手に入れるのが難しいという認識があります。
また部品の調達やアフターサービスが限定的であるため、オーナーにとっても不安要素が多いです。
特に外装類は新品パーツが出ないと中古で綺麗なものを見つけるのは至難の業。転んでしまったら覚悟した方が良いかもしれません。
流通量が少なく街中で見ないのは不人気で流通量が少ないのが原因なのかもしれません。
まとめ
ZZR1200が不人気な理由についてまとめてきました。
一番はミッキーマウスと言われるフロントカウルです。あの形状が受け入れられないという人が多いですね。
しかしひとたび走り出してしまえば余裕のあるパワーと重量を感じさせない運動性能を体感できます。
ZZR1400よりも中古相場が安いということもあり、とりあえず安い大型ツアラーに乗りたい方にはおすすめ。