- 125cc以下の原付バイクにフルフェイスはダサいのか?
- 安全性を重視したいけど周囲の目も気になる
原付でフルフェイスはダサいと感じる方もいると思います。
今回は原付のヘルメット事情について元バイク屋の僕が分かりやすく解説していきます。
原付のヘルメット選びの参考になれば幸いです。
原付におすすめのフルフェイスヘルメットはこちら。
原付バイクにフルフェイスヘルメットはダサい?おかしい?
- 原付だしフルフェイスの必要ないかな?
- なんか気合いが空回りしている感じがして痛い?
原付でフルフェイスを被りたいけど、ダサいのだろうか?
このように悩む方がいるのは事実です。
結論から言うと原付にフルフェイスヘルメットがダサいなんてことはないです。
安心してフルフェイスを被って原付に乗りましょう。
ヘルメットがでかいのはダサい?
ヘルメットは帽体(ヘルメットの外観)の大きさがある程度決まっています。
サイズが大きいヘルメットを被ったとしても、顔の部分が大きくなりすぎるということはありません。
帽体の大きさよりもサイズ(内装面)が自分と合っているかどうかの方がヘルメット選びの上では大切です。
それでも「見た目をなるべく小さく見せたい」という方は帽体が小さいフルフェイスの記事を参照下さい。
原付(~125cc)にフルフェイスはダサくない
原付にフルフェイスはダサくありません。
- たかが原付でフルフェイスは必要ないよ
- フルフェイス被るなら中型以上からだよ
あなたの周りでこのようなことを言う人もいるのかもしれません。
先ほどもお伝えしましたが、気にする必要はありません。
必要以上に頭を守っているように見えますが、ダサいなんてことは無いです。
むしろ良いことですね。
原付(~125cc)にフルフェイスがおすすめな理由
原付はハーフヘルメット(半ヘル)でも公道を走行出来ます。
「捕まらないようにとりあえずヘルメットを被る」
という点ではハーフヘルメットでも十分です。
ですが、ハーフヘルメットは耳や後頭部が剥き出しです。ある程度スピードが出た状態で転倒すると、耳が削れたり、後頭部を強く打ったりします。
これでは本当に意味で安全とは言えませんね。
原付バイクは中型・大型バイクと比べて軽量でスピードも出ません。それでも50ccの原付でも60km/hぐらいは出ます。
フルスピードで転倒した時のダメージは半端ないです。
この状態で後頭部を打てば確実に命に関わってきます。
ですので、安全面を重視するなら原付でもフルフェイスを被った方が良いです。
原付(~125cc)におすすめのフルフェイス3選
- アライ ASTRO GX
- ネオライダース NR-7
- OGKカブト SHUMA
フルフェイスヘルメットを被って原付に乗っていた実際の体験談も多数頂いたので、合わせてご紹介していきます。
①アライ ASTRO GX
口コミ
カラーバリエーションが豊富で無地モデルが5種類、グラフィックデザインのモデルが11種類あるのでバイクのカラーに合わせることが可能です。
機能面に関しては、ベンチレーションがついているので走行中の頭部の蒸れなどを軽減することが出来るので夏場や長距離のツーリング時に使える機能です。
ヘルメットのインナー(システムパッド)に関しては厚みが何種類かあるので実際に装着したさい大きいキツいなどがある際は自分にあった厚みのインナー(システムパッド)を付け替えることも出来ます。
日本のメーカーなので日本人の頭部に合うように設計されているのでサイズ感の心配は少ないかと思います。
価格は5〜6万円で高額ですが、自分の頭を守る為に必要なものなので国産メーカーのヘルメットが間違いなくオススメです。
②ネオライダース NR-7
口コミ
フルフェイスヘルメットを選ぶ際には、色々なメーカーがある。
私がneoriders NR-7を選んだ理由は、第一に値段が安い事にある。ただ値段が安いだけはなく、SGマークも取得しており、なおかつ日本のメーカーで、安心安全である。
そして、第二にデザイン性の良さである。
ホームセンターに売っているヘルメットは、個人的な主観だが、デザイン性があまりよくなく、若者が被るには勿体ぶられる。その点neoriders NR-7はエアロ効果を意識したデザインになっており、どんなバイクにも似合うと思われる。
自分自身が被っている姿を見ても、カッコいい。
それから、第三に、色が10種類あり、別売りのシールドも8種類あり、人と被らず自分好みのヘルメットに仕上げられる。
③OGKカブト SHUMA
口コミ
この製品は、フルフェイスヘルメットにこだわり、眼鏡をかけて、バイクに乗る人には、使い勝手が良いと、私は考えている。
理由はこの製品は、フルフェイスヘルメット(以下、フルフェイス)なのだが、ブランドのホームページを、チェックすればわかるが、眼鏡対応の製品で、眼鏡の人には、使い勝手が非常に良いからである。
フルフェイスは、装着した状態で、眼鏡をかけることが前提の製品を、販売しているところは、現在、少ないのである。
眼鏡非対応のフルフェイスヘルメットの場合、眼鏡が装着しにくかったり、使っているうちに、眼鏡が壊れてしまうかもと、思うくらいに、無理に眼鏡を装着しなければいけないものがある。
オージーケーの製品は、楽に、眼鏡が装着できる。私は、3年間オージーケーのフルフェイスを使用したが、眼鏡は壊れなかった。
安全重視で、フルフェイスを使用して、眼鏡をかける人には、おすすめのヘルメットである。
原付にフルフェイスがダサいのか気にする方はジェットヘルメットやシステムタイプもおすすめ
フルフェイスはちょっとな…。
という方はジェットヘルメットやシステムタイプ(顎の部分から開くヘルメット)もおすすめです。
せっかくなので原付に合うシステムヘルメットをご紹介します。
SHOEI NEOTEC II
SHOEIは日本のヘルメットメーカーでとても有名です。
その中でもフルフェイスとジェットヘルメットを兼ね備えたNEOTEC IIはおすすめで。
理由としては全面部が開閉出来るので走行中に視認性を上げることや検問等でもヘルメットをしたまま受け答えが出来ます。
また全面部を開けたままであればコンビニなど装着したままでも顔が見えるので不審に思われることなく買い物も出来ます。
原付でもフルフェイスを使用するのが安全の為に重要ですが楽に移動出来ることがメリットです。
フルフェイスの着脱は面倒ですが、その点NEOTEC IIだと着脱せずに動き回れますし安全性もかなり高いヘルメットなのでおすすめです。
高額ではありますが安全性、利便性を考えると良いかと思います。
原付はフルフェイスではなくジェットタイプや半ヘルでも十分?
125ccまでのオートバイは半ヘル(耳が隠れていないタイプ)でも法律上問題ありません。
126cc以上はフルフェイスやジェットヘルのような耳まで隠れるタイプが必須です。
被りやすいのは圧倒的に半ヘルですね。
帽子感覚で被れてしまいます。
次にジェットヘル。顎の部分がないだけでも被りやすさは段違いです。
ヘルメット被ったままタバコ吸ったり、ジュース飲んだり出来るのもジェットヘルの良いところ。
一番面倒なのはフルフェイスヘルメット。
頭全体を覆う形になるので脱着も面倒ですし、ヘルメット被ったままジュース飲んだりも出来ないです。
ただ、言うまでもなく安全面ではフルフェイスが一番上です。
転倒した際に顎を強打したり、顎が削れたりという心配も少ないです。
着用の楽さ加減では、
半ヘル>ジェットヘル>フルフェイス
安全面では、
フルフェイス>ジェットヘル>半ヘル
となります。
原付でフルフェイスの注意点
車種によるのですが、シート下にフルフェイスが入らないことがあります。
例としてはPCXなんてそうですね。
関連;pcxのヘルメット事情
ジェットヘルまではギリギリ入るのですが、フルフェイスだと入らない車種もあります。
右ミラーに掛けるという方法もありますが、盗難のリスクがあります。
アライやショーエイのヘルメットだと50,000円ぐらいしますからね。
盗難は避けたいものです。
シート下にヘルメットが入らない場合の盗難対策はどうするのか?
車種によってはシート下にフックがあって、ヘルメットの金具を引っ掛けることでシート自体をロック代わりにする事が出来る場合もあります。
また、別売りのヘルメットロックを使用することもおすすめです。
3,000円ぐらいで取り付け出来ます。
\ ヘルメットロックはこちら /
原付でフルフェイスヘルメットはダサいなんてことはない
ヘルメットは頭を守るためのものです。
原付でフルフェイスを被ることがダメってことはないですね。
むしろしっかりと頭を守れるという点ではフルフェイスの方がいいです。
シート下の収納スペースの問題もありますが、可能ならフルフェイスの方が好ましいですね。
特に通勤で使っている方は尚更です。
頭をしっかりと守れるかどうか。
これは転倒や事故の際に大きな差となります。
>>PCX125,150,160快適装備!PCXの便利グッズとは
【まとめ】原付バイクにフルフェイスヘルメットはダサくない
原付だからといってフルフェイスがダサいなんてことは無いです。
むしろ安全性を重視するならフルフェイスがおすすめです。
原付におすすめのヘルメットは上記の通り。
ヘルメット選びの参考になれば幸いです。