アライのラパイドネオは人気の高いフルフェイスヘルメットです。
しかし「サイズがきつい」とか「値段が高い」といった悪い口コミもあるもの。
そこで今回は元バイク屋の僕がアライのラパイドネオについて解説していきます。
アライのラパイドネオはきついのか?悪い評判調べてみた
- サイズが合わなくてきつい
- 入り口がきつい
- 頭部がきつい
- 横向くと風切り音がする
- 重い
上記のような悪い口コミが散見されます。
ラパイドネオに限らずですが、アライのフルフェイスは全体的に入り口がキツめな設計になっています。
それだけホールド力が高くヘルメットを被ってしまえば安定感につながるのですが、逆の言い方をすればかぶる時にきつい思いをします。
人によってはラパイドネオはきついと感じても仕方がないでしょう。
その他にも横を向くと風切り音がするとか、重いという意見もあります。
ラパイドネオは静粛性に優れ、重量も比較的軽いフルフェイスですが、人によっては気になることもあるでしょうね。
悪い口コミもありますが、もちろん良い口コミもたくさんあるのがラパイドネオの特徴。これからご紹介していきます。
ラパイドネオの良い評判
- カラーリングがかわいい
- デザインがバイクに合う
- 安心感が抜群
- 風切り音が気にならない
やはりデザインやカラーリングが気に入って使っている方も多いのがラパイドネオの良いところ。
カラーバリエーションが多いので、自分のバイクに合わせたカラーリングを選べるのはいいですよね。
安心感や風切り音も良いという口コミもありますね。
品質が高く口コミが良いのもラパイドネオの特徴と言えるでしょう。
アライのラパイドネオの特徴やメリット
- F1の技術からフィードバックされた安全性
- 曇りにくいシールド・通気性に優れたベンチレーション
- フィット感に優れた
F1の技術からフィードバックされた安全性
アライのラパイドネオは、最先端の安全技術を採用したヘルメットです。
滑らかなフォルムは衝撃を効果的に分散させ、強靭な帽体は大きなエネルギーも吸収します。新開発のシールドシステムVASは、シールドの位置を下げつつも開閉が可能。
アライ独自の最新スーパーファイバーと高度な樹脂技術により、強度と粘り強さを持つ帽体を実現します。F1技術を取り入れたスーパーファイバーベルトは、衝撃時のクラック拡大を抑制。
多段階発泡緩衝ライナは、部位ごとの最適な硬度で頭を保護し、ハイパーリブは帽体の剛性を高、風の流れもスムーズにします。
これらの技術によりラパイドネオは高い安全性を誇ります。
曇りにくいシールド・通気性に優れたベンチレーション
頭部に特設された3カ所の排出孔と、ライナのエアルートを通じて、後頭部裾部のエキゾーストスリットから効率的に熱気を排出する設計が特徴です。この高効率ベンチレーションは、シンプルなサーフェイスを保ちながらも、頭部を快適に保つことができます。
またマウススリットは、インナーシャッターを開閉することで、息苦しさを解消する「インダクションモード」と、シールドの曇りを軽減する「デフロストモード」の2つのモードを持っています。ブローベンチレーションは、ヘルメットの中心部から大量の走行風を取り入れ、頭部全体を冷やすことができます。
NEノズルは、耳周辺の熱気や後頭部の停滞空気を強力に排出し、ヘルメットの内部環境を一層快適にします。固定式エアロフラップは、走行中の首周りの空気を整流し、不快な風の巻き込みを低減させるとともに、シールドの曇りや息苦しさも軽減します。
これらの通気性技術の組み合わせにより、ラパイドネオは、長時間の使用でも快適な着用感を提供し、高い通気性を実現しています。
フィット感に優れている
アライのラパイドネオはその快適性とフィット感の良さで高い評価を受けています。特に「ハイフィッティング・アジャスタブル・FCS内装」は、素肌と同じ弱酸性を保つ新開発のフルシステム内装を採用しており、抗菌・消臭性能も備えています。これにより、長時間の使用でも肌荒れや不快な臭いを感じにくくなっています。
また「システムネックパッド」は、高速走行時の風きり音や巻き込み風を軽減する設計となっており、走行中の集中力を維持するのに役立っています。さらに、「NEO AMシステム内装」や「アジャスタブル・システムパッド」は、ユーザーの頭の形やサイズに合わせて微調整が可能で、これにより、一人一人のライダーに合った最適なフィット感を実現しています。
「コンフォートスペース」では、口元のスペースが広がり、息苦しさが軽減されています。このような細やかな配慮と技術の組み合わせにより、ラパイドネオは、長時間のライドでも疲れにくい、快適なヘルメットとして多くのライダーから支持を受けています。
アライの技術力とユーザーへのこだわりが、このヘルメットの快適性とフィット感の良さに繋がっているのです。
ラパイドネオのデメリット
- 入り口がきつい
- 値段が高い
入り口がきつい
口コミでもあったようにラパイドネオはきついという意見があります。
特に入り口がきつめに出来ており、被る瞬間はきついと感じることが多いでしょう。
しかしラパイドネオに限らずアライのフルフェイスは入り口がきついものがほとんどです。
ラパイドネオだけがきついという訳ではありません。
値段が高い
ラパイドネオのソリッドモデルの希望小売価格は税込55,000円です。決して安い金額ではありません。
しかし安全性や快適性を考慮すると値段なりの品質はしっかりと確保されています。
ちょっと高いけどしっかりとしたヘルメットが欲しい方におすすめです。
ラパイドネオがどうしてもきついという方に
ラパイドネオはきついという口コミが多いです。
かぶる瞬間はキツく感じますが、被ってしまえばそこまで気にならないもの。
しかしそれでもきついと感じる人も中にはいるでしょう。
どうしてもきついという方は入り口がきつくないフルフェイスがおすすめ。
ショーエイ製のグラムスターは入り口がそこまできつくないので被りやすいですよ。
ラパイドネオのカラーリング
- ソリッド(白・モダングレー・アイスブルー・赤・フラットブラック)
- ユーマ白・黒
- リアクトダークモカ・ナイトブルー
- ロアーズ
- オーバーランドベージュカーキ・オリーブカーキ
- ビスタ・グレー・ブラック
- ナンバー白・青・茶
ソリッド(白・モダングレー・アイスブルー・赤・フラットブラック)
- 白
- モダングレー
- アイスブルー
- 赤
- フラットブラック
ソリッドモデルは全部で5種類。
ユーマ白・黒
- ユーマ白
- ユーマ黒
リアクトダークモカ・ナイトブルー
- リアクト・ダークモア
- リアクト・ナイトブルー
シックなカラーリングが特徴的。
ロアーズ
ロアーズ
ビル群がそのままヘルメットに印字されたようなデザイン。
オーバーランド ベージュカーキ・オリーブカーキ
- オーバーランド・ベージュカーキ
- オーバーランド・オリーブカーキ
ビスタ グレー・ブラック
- ビスタ グレー
- ビスタ ブラック
ナンバー白・青・茶
- ナンバー白
- ナンバー青
- ナンバー茶
アライのラパイドネオと他のフルフェイスの比較
ラパイドネオ | グラムスター | X-15 | |
---|---|---|---|
長所1 | アライ独自のスーパーファイバー 強度が高い | 緊急時にヘルメット脱着が容易な E.Q.R.S.システム | レースやスポーツ走行に優れた 空力性能 |
長所2 | サンシェード付き 眩しくない | 起毛生地で 付け心地が良い | 圧力解析から最適化された ベンチレーション |
長所3 | PINLOCKシート 曇りにくい | PINLOCK EVO 曇りにくい | 前モデルと比較して視界をが 5mm広い |
規格 | SNELL規格 JIS規格 | SNELL規格 JIS規格 | SNELL規格 JIS規格 |
重量 | 1,520g | 1,200g | 1,582g |
小売希望価格 | 55,000円 | 49,500円 | 74,800円 |
評判 | 評判 | 評判 | 評判 |
購入 | 購入する | 購入する | 購入する |
よくある質問
シールドをスモークやミラータイプの出来ますか?
クリアシールドだけでなくセミスモークやスモーク、各種ミラーシールドも別途あります。
内装の交換出来ますか?
内装の取り外し、交換も可能です。
内装は臭いが取れにくくなったり、経年劣化で付け心地が悪くなっていきます。
定期的な交換をすることで快適なツーリングライフを楽しめます。
グラフィックデザインが品切れしているのですが?
単色のソリッドモデルは常時在庫がある場合がほとんどですが、デザインが派手なグラフィックモデルは数量限定であることが多いです。
デザインも頻繁に変わるので、時期を逃すと購入できない場合があります。
どうしてもそのデザインが良いという場合はメルカリやヤフオクなどで中古を買うしかないです。
まとめ
ラパイドネオはきついという口コミがありますが、被る時だけきつく感じるのであって、被ってしまえばそこまで気にならないです。
きついということはそれだけホールド性が高く走行風が当たってもブレにくいです。
デザインもカッコよく安全性も高いので、品質が高いフルフェイスをお探しの方にはおすすめですね。
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