アライのアストロ-GXは人気の高いフルフェイスヘルメットです。
しかし「ダサいとかイマイチ」という評判もちらほらあるもの。
そこで今回はアストロ-GXの評判について元バイク屋の僕が解説していきます。
アライのアストロ-GXはダサいのか?悪い評判まとめてみた
- エアインテークがダサい
- 単色でダサい
- スポイラーが不恰好
- 名前がダサい
- 風切り音がショーエイよりひどい
アストロ-GXのインテークは頭部左右に1個ずつとAraiのロゴ下、マウス部分(口の部分)に付いています。
Araiのロゴ下にあるインテークはある意味斬新なんですが、ロゴが浮き立つように目立って設置されているので、人によってはダサいと感じることもあるでしょう(個人的にはあんま気になりませんが)
他にもスポイラーがダサい、名前がダサいなどの口コミも。
ショーエイのヘルメットと比較して風切り音がするという意見もありました。
アライのアストロ-GXの良い評判
もちろんダサいとかカッコ悪いと言った悪い口コミばかりではありません。
良い口コミも多いのがアストロ-GXの特徴。
- 通気性が良くヘルメット内の熱気を上手く逃す
- 高速時の安定性が高い
- めっちゃ快適
- 走行中にブレない
特に通気性の良さや安定性が高くブレないという良い口コミが多いですね。
それだけ実際に使っている方の評判が良いのがアストロ-GXの魅力と言えるでしょう。
アストロ-GXの特徴やメリットがやばい
高い通気性
- フロントロゴダクト
- Gフローダクト
- GTスポイラー
- インナーサイドダクト
- マウスシャッター
口コミでも多く挙げられていた通り、アストロ-GXは通気性に優れ快適なライディングが出来るヘルメットです。
走行風を効率良くヘルメット内に取り入れ、ヘルメット内の換気を促すシステムが優れています。
ヘルメット内に空気を入れる仕組みだけでなく、ベンチレーション(空気を抜く)仕組みも優れているのがアストロ-GXの特徴。
立っているだけでも汗が出るような蒸し暑い夏の日でも快適なツーリングライフを楽しめるのがアストロ-GXの良いところと言えるでしょう。
曇りにくい
- IPディフレクター
- ピンロックシート
シールド付近にはIPディフレクターがあり、マウスシャッターから流入した外気をシールド方面に流し、シールドの曇りを軽減します。
シールド内外の温度差が曇りの原因になるので、IPディフレクターがあれば快適なライディングを楽しめるでしょう。
シールドはピンロックシートを装着することで二重構造となります。二重構造になれば空気の層が出来るので曇りにくいクリアな視界が確保されます。
IPディフレクターやピンロックシートのおかげで視界を遮られないのはアストロ-GXの強みです。
特にピンロックシートは安いフルフェイスには用意されていないので、これ1つとってもアストロ-GXを選ぶ大きなメリットとなります。
スモークシールド(サンバイザー)
シールドの外側にワンタッチで下ろせるスモークシールドがあります。
普段はクリアの見やすいシールドを使って、夕暮れ時の眩しい時にはスモークシールドを使う。
こういう使い分けが出来るのもアストロ-GXの良さです。
ワンタッチで切り替え出来るので、眩しいと思ったら走行中でも切り替えが出来るのもいいですよね。
わざわざスモークシールドを別途買わなくても良いのは経済的にも助かります。もちろん常時スモークが良い方はスモークシールドに交換するのもOK。
アストロ-GXのデメリット
- エアインテークがダサい
- 値段が高い
エアインテークがダサい
冒頭の口コミでも触れたように、エアインテークがダサいという意見が多くあります。
特にAraiのロゴ下のインテークですね。ロゴ下にインテークがあるのでロゴが浮いて見えてしまうデザインがダサいと感じる人が多いもの。
しかしヘルメットの快適性を維持するためには必要な機構なので、デザイン面は多少目をつむるのが良いのかなと。
ヘルメットは被ってしまえば、ミラー越しに見ない限りは見えない訳なので。
値段が高い
ソリッドモデルで小売希望価格が税込58,300円と数あるフルフェイスヘルメットの中では高価な部類になります。
しかし高いなりの品質や使い心地には仕上がっていますので、良いフルフェイスヘルメットを使いたい方にはおすすめのヘルメットです。
長い目で見れば割安に感じることでしょう。
アストロ-GXの種類
- アストロ-GX ソリッド・グラスホワイト・ブラック・グラスブラック・モダングレー・プラチナグレーF
- SPINE WHITE・RED・GREEN
- FACE RED・BLUE・GRAY
- CHECKER WHITE・YELLOW・RED
- ROCK MULTI・BLUE
アストロ-GX ソリッド・グラスホワイト・フラットブラック・グラスブラック・モダングレー・プラチナグレーF
- グラスホワイト
- フラットブラック
- グラスブラック
- モダングレー
- プラチナグレーF
SPINE WHITE・RED・GREEN
- SPINE WHITE
- SPINE RED
- SPINE GREEN
FACE RED・BLUE・GRAY
- FACE RED
- FACE BLUE
- FACE GRAY
CHECKER WHITE・YELLOW・RED
- CHECKER WHITE
- CHECKER YELLOW
- CHECKER RED
ROCK MULTI・BLUE
- ROCK MULTI
- ROCK BLUE
アストロ-GXと他のヘルメットの比較
アストロ-GX | GT-Air2 | X-15 | |
---|---|---|---|
長所1 | 衝撃を上手く逃しやすい 安全性 | アグレッシブな デザイン | レースやスポーツ走行に優れた 空力性能 |
長所2 | 通気性の高いヘルメット | サンバイザー付き まぶしくない | 圧力解析から最適化された ベンチレーション |
長所3 | PINLOCKシート 曇りにくい | PINLOCKシート 曇りにくい | 前モデルと比較して視界をが 5mm広い |
規格 | SNELL規格 JIS規格 | SNELL規格 JIS規格 | SNELL規格 JIS規格 |
重量 | 1,585g | 1,415g | 1,582g |
小売希望価格 | 63,800円 | 58,300円 | 74,800円 |
評判 | 評判 | 評判 | 評判 |
購入 | 購入する | 購入する | 購入する |
よくある質問
- グラフィックデザインのアストロ-GXが見つからないのですが?
-
SPINEやFACEといったグラフィックモデルのアストロ-GXがありますが、年間の生産個数が限られているので、タイミングが悪いと手に入らないこともあります。
反対にソリッドモデルは品切れすることはよっぽどないのでご安心下さい。
- シールドをスモークやミラーにしたい。
-
シールドだけの交換ももちろん可能です。
スモークタイプはかっこいいですが、夜や暗い場所での視認性が下がるので注意が必要です。
アストロ-GXにはワンタッチで下ろせるサンバイザーがあるので、普段はクリアシールドを使いつつ、眩しい時だけサンバイザーを下ろす方が使い勝手がよいかもしれません。
- 内装を取り外して洗濯出来ますか?
-
内装を取り外して洗濯出来ます。汗臭くなったり汚れた場合は洗って綺麗な状態を保ちましょう。
アストロ-GXはエコピュアーと呼ばれる雑菌の増殖を抑制する内装が使われていますが、雑菌が発生しにくいだけであって、発生しない訳ではありません。定期的な手入れは必要になります。
もちろん内装がダメになった時は内装を新しくすることも可能。
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まとめ
アストロ-GXのヘルメットはダサいという評判がありますが、通気性を高める為には仕方がないデザインです。
その代わり快適性や安全性は抜群のフルフェイスなので、スポーツバイクに乗りたい方にはおすすめと言えるでしょう。
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